営業のノウハウ/クロージング・アフターフォロー

固定客を増やすコツはアフターフォローにあり(2ページ目)

受注までのモチベーションは高いけど、受注すると下がってしまう。これは当たり前のことです。なぜなら、絶えず新しい数字(=受注)を追いかけるのが営業の仕事だから。かといって、アフターフォローをないがしろにしては、トラブルの元。そして大事な売上の芽も摘んでしまいます。受注後のモチベーションを上げ続けながらアフターフォローをするための考え方をお伝えします。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド


商談成立後も、定期的にコンタクトをとろう

まず大切なのは、商談が成立した後もお客さんにこまめにコンタクトをとること。といっても、コンタクトをとる理由が見つからないという人も多いでしょう。たくさんの商品を扱っている会社であれば、「新商品や新サービスの紹介」といった口実でアポをとることができるでしょうが、そうでない営業マンも多いはずです。
顧客とのモチベーションギャップを認識した上で、対応しよう

顧客とのモチベーションギャップを認識した上で、対応しよう


そこで大切になるのが、お客さんに喜んでもらえるような情報を、日頃から仕入れる努力をしておくことです。その情報を手土産にして、お客さんのところを訪ねるのです。

情報は、セミナーの案内でも導入事例の紹介でも、少しだけ改訂された商品パンフの案内でもかまいません。また情報提供ではありませんが、お客さんに「別のお客さんを紹介してもらう」ようにお願いしてみるのも、話題のネタの1つとしてオススメです。

1つひとつの情報は小ネタでも、複数集めることによって結構な情報量になります。それらをセットにしてお客さんに情報提供をすると、それなりの会話になるし、そのうちの1つくらいはお客さんの興味関心を惹くものがあるはずです。

そうなればしめたもの。「いい情報を持ってきてくれた」と喜んでくれ、お客さんとの関係がより深まっていきます。
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