新年の挨拶を電話やメールでサラッとするとき
電話やメールでの新年の挨拶でビジネスチャンスを作るにはどうすればいいのでしょうか?
取引先への年賀状はすでに送っているが、ビジネス上での年賀の挨拶はまだの方。取引先の仕事はじめの日をねらって、メールもしくは電話をしてみましょう。企業の場合、新年の初日からガンガン仕事をしている所は少ないもの。少々疎遠になっている間柄でも、「明けましておめでとうございますっ!」と口火を切れば、案外軽やかに話に乗ってくれる先は多いでしょう。
ただし、ここで欲張ってはダメ。
いくら相手の感触が柔らかいとはいえ、その場で売り込みをかけても話が進む可能性はあまり高くありません。なぜなら先方だって他とも年賀の挨拶をしなくてはならない日なのですから、アナタだけとじっくり話をする時間は取れないのです。メールであるなら、返信がなくても気にしないこと。電話の場合は、相手の様子をみて、挨拶程度で気持ちよく話を終えましょう。
(ちょっと余談ですが電話は、自分が掛けた方なら自分から話をまとめて切る、掛かってきた電話は相手が話を終えるまでしっかり聞いて決して自分から切るようなことはしない、デス。これは電話のマナーの基本ですから、ご存じの方も多いでしょうが念のため)。
新年の挨拶でスムーズに営業話に入る方法
年賀の挨拶を心地良く交わしてくれた取引先は、アナタにとって今年の有望株です。年賀のメールに返信をくれた先、そして電話で上手く話ができた先には、企画を持ちかけたり発注の依頼がないか打診しましょう。このタイミングですが「遅すぎないこと」がポイントです。もし私が5日に年賀の挨拶をしてイイ感じを受けたら、6日には企画書をメールで出します。先方のお屠蘇気分が抜けて「さあ、仕事だ!」と気分が高揚している所が狙い目です。
私の場合、通常は一つの仕事を終えたらお世話になった御礼とともに「次は・・・」と話を繋げています。それで仕事が切れなかったら、年賀は挨拶だけ、となります。
SOHOワーカーにとって、どれだけ仕事を切らずに継続させるかは大きな課題です。もし今、アナタの手に仕事がないならば、今がチャンスです。年賀の挨拶をスタートとして、新年の仕事の輪を繋げていきましょう!
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