単価の安い仕事は、やる・やらない?

取引先をどう選ぶか
仕事や取引先の選択は、自分の未来を決定づけることになります。
フリーのクリエイターの方から、「単価の安い仕事は、引き受けるべきでしょうか。それとも、断った方がいいのでしょうか。」というご質問をいただきました。独立したばかりで、仕事は増やしたいけれど、単価が見合わないのでどうしたらよいか迷っているということでした。迷う気持ちの中には、次のような不安や心配があるのではないかと思います。

・断ったら、次に仕事を発注してもらえないのではないか
・独立したては、仕事を選り好みしている場合じゃないのでは
・安くても、売上がないよりましかもしれない

答えは、「引き受けることで、メリットがあるかどうか」になりますが、メリットは、仕事の価格だけではありません。独立当初は、小さな仕事でも場数を踏むことが大切であったり、実績を増やすことで今後の営業に役立てることもできます。また、初めての発注で、今後も継続的に取引したいという企業であれば、自分を評価してもらう良いチャンスになります。

ただ、ここで重要なことは、場当たり的にメリットがあるか、ないかではなく、取引先を選ぶ判断基準を、自分で持っているかどうかということになります。

どんな企業と取引することがベストか?

独立後、取引先を開拓していくうえで大切なことは、どんな企業と取引することが自分にとってベストかを考えておくことです。

■取引先の選定基準は?
・自分の強みを発揮して評価してもらえる企業とは
・自分が成長するには、どういった企業と取引をしたらよいか
・リピート率の高い仕事を提供してくれる企業とは
・どんな人たちと仕事をするのが楽しいか
・どういった企業と取引したら、最も高い時間単価を得ることができるか

さらに、自分にとっての選択基準を導き出すには、仕事をする目的や目標が明確になっているかどうかにかかわってきます。将来のなりたい自分の姿や目指す収入目標があれば、自ずとそれに従って、取引先を選ぶ視点ができてきます。

迷って自分で判断できない場合には、将来への計画性が乏しいということも原因に挙げられます。