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週末起業家による週末投資家支援 週末投資、指南します

投資情報をメルマガで提供しているのが、NMITAさん。好きなことと実益を兼ねた、週末情報起業についてうかがいました。

執筆者:藤井 孝一


サラリーマンが気軽にチャレンジすることのできる株式投資「ウイークエンド・トレード」。多忙な彼らにかわり、投資情報をメルマガで提供しているのがNMITAさん(39歳・仮名)です。
配信しているのは、有料の「急騰銘柄で儲ける」「新高値銘柄情報」と、無料の「株式投資で3億円」。現在、読者数は着実に増えており、後者は4,300名超(2005年3月20日現在)を数えるまでに。「株式・投資」のサブカテゴリでは25位という上位にランク入りしたこともあります。
「株はいわば趣味」というNMITAさん。好きなことと実益を兼ねた、週末情報起業についてうかがいました。


お名前:MITAさん(39歳・仮名・建設会社)
上場相場での株式投資
週1投資で儲ける週末投資銘柄情報
開業:2002年 
月商:10~20万円


着目したのはウイークエンド・トレード


―まず、業務内容についてお聞かせください
サラリーマン向けの株式投資情報を、メールマガジンで提供しています。配信しているのは、有料の「急騰銘柄で儲ける」「新高値銘柄情報」と、無料の「株式投資で3億円」。どちらも、週末に投資する「ウイークエンド・トレード」のための内容となっています。

―「ウイークエンド・トレード」に的を絞ったのはなぜですか
毎日株取引を繰り返す「デイ・トレード」は、元本を失うリスクがやや高く、投資経験の少ない人が手を出すのは危険です。
第一、勤め人が、毎日株の値動きを追うのはほとんど不可能でしょう。期間を数日もうけて取引する「スウィング・トレード」も同じ意味で難しいのではないでしょうか。また、数週間から数ヵ月の期間で売買を繰り返す「ポジション・トレード」は、大きな利益を狙える分、逆に損失額がかさむこともあります。

そこで着目したのが「ウィークエンド・トレード」。デイ・トレードよりより確実に儲かるうえ、平日、忙しいサラリーマンでも気軽に始めることができます。最近は個人情報保護のため、会社のパソコンを私用で使えなくなっていますからね。仕事中に株価をチェックできないので、なおさら「ウィークエンド・トレード」が便利なんです。

有料メルマガへの誘導テクニック


―メルマガの内容はどんなものですか
購読者の多い「株式投資で3億円」では、値上がり率上位銘柄から、翌週の買い候補銘柄を紹介。また、好業績銘柄のチャート分析もお届けしています。

短期の取引では、チャート分析やテクニカル分析、需給分析などによる「テクニカル要因」を見なくてはなりませんが、もうひとつ、重要な要因があります。それは「企業業績」。ともすると初心者は「テクニカル要因」ばかり見て、こうした長期取引で重視される「ファンダメンタル要因」を見落としがちです。そこで、私は営業利益、営業利益率とも伸びている好業績銘柄を選び、そのうえでチャート分析をしています。

こうして購読者をつかみ、そこから有料メルマガに誘導するシステムとなっています。

―配信数は4,300超だそうですが、購読者を増やすためにどんな工夫をしていますか
「ウィークリーまぐまぐ」の「既刊メールマガジン紹介」に掲載してもらいました。有料のサービスですが、これがかなりの効果を上げましたね。2回載せたのですが、それぞれ1500人以上の購読者アップにつながっています。また、キーワード検索をかけると、「まぐまぐ」上位に表示されるサービスも利用しています。

有料メルマガは購読料1万円ですが、こちらもじょじょに伸びていますよ。有料メルマガの「無料お試し購読」や、「年末ジャンボ宝くじプレゼント」「キャッシュバック」といったキャンペーンのおかげですね。購読料1万円のメルマガながら、その都度、10人ほど読者を増やしています。

事情があり、いったん会員募集を休止していたのですが、最近週1投資で儲ける週末投資銘柄情報というサイトで再開しました。現在、51人の方が入金。46万円ほどの会費収入になっています。募集の広告文が効を奏したのでしょう。週末起業フォーラムのライティング講座で文章力を培いましたからね(笑)。

次のページでは楽して読者数をアップする方法について伺いました!
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