反常識の仕事術のススメ
基本的なビジネススキルの習得には、“超効率”がキーワードでした。いかに効率良く学ぶか。そのコツについてお話をします。常識的で正しいとされてきたことが、たくさんあります。それらを、ちょっと反対から見直すことによって、日常の仕事や学習の効率を格段にアップさせることができます。つまり、「反常識の仕事術」のススメです。
【1】インプットからアウトプット志向へ変える
・常識的なワークフローは、インプットしてからアウトプット。教育現場ではこの手法を採用してますから、すっかり皆さん身につけています。これを、アウトプットから、すなわちお尻から始めてインプットするという方向にやり方を切り替えます。すると、非常に効率よくスキルを身につけることができます。(※後程、詳述します。)
【2】部分でなく全体を常に視野に入れる
・与えられた仕事を掘り下げると同時に、全体を見ることを忘れずに。全体を見る視野の広さが成長のスピードを加速させます。
・全体ではなく部分にこだわる傾向の強い人の共通特徴として、話が長いことが挙げられます。「ひと言で言うと」を常に心がけることです。
【3】批判より対案主義へシフト
・批判精神旺盛な人が、必ずしも優秀とは限りません。自分の能力を鍛えるには、建設的な対案主義へシフトすることです。仕事の品質、実力を革命的に向上させます。
・「できない」ではなく「どうしたらできるか」を考え、リスクへの対策も考えて提案をしてみましょう。対案を却下されたとしても、確実に成長の機会となります。
【4】集中するには、積極的に弛緩する
・時間マネジメント不在の場合は:
集中しようという意識→ 持てる時間は目いっぱい仕事→ 時間がある分ダラダラ仕事→ 結局集中せずに徹夜の連続→ バーンアウト!
・時間を意識的にマネジメントすると:
(1)集中しようという意識→ 最低限の休息時間を決めて、仕事時間の上限を設定→ 仕事を時間中に最適配分→ 仕事に集中→疲れる→ 積極的に弛緩して元気を回復!
(2)弛緩しようという意識→ 休む→ 仕事をしたくなる→ 仕事の優先順位で時間を最適配分→ 疲れるまで仕事に集中する→ 疲れたら、お仕舞い!
【5】「金・人脈」は作るものではなく、ついてくるもの
・儲けは結局、差別化された付加価値の正当な対価として受け取るものです。自分の価値を上げれば、お金はついてきます。
・野球選手のカードを集めるように名刺集めに没頭しても、それは人脈にはなりません。人脈は実力相応にしかできないからです。結局、自分を磨いて、いろいろな人に付加価値を届けられる人間になることです。
現在の自分は、これまでやってきた過去の結果です。明日から “やり方”を変えれば、未来に受け取れる成果は違ったものになります。是非、普段の“やり方”を見直してみて下さい。