
著 者:齋藤 孝
単行本: 278 p
サイズ(cm): 18 x 13
出版社: PHP研究所
ISBN: 4569624790
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日本の会議を根本的にクリエイティブなものに変えたい。会議とは本来爽快なものだということを知ってほしい。その一心で生まれた本です。これまでの会議がダメであった理由をつきとめ、クリエイティブな会議のスタイルを具体的に提案します。
「会議の革命?大げさな、たかが会議じゃないか」と思います?その考え自体がすでに問題です。これを読めば、今の会議が堪えがたくなるはずです。そして本書の提唱する、クリエイティブな会議をやってみたくなるはずです。
著者も冒頭から怒っているように、本当にムダな会議って多いですね。召集するほうは安易に集めます。また「定例だから」というだけの理由で行われます。しかしくだらない会議への参加は苦痛以外の何者でもありません。
私は「サラリーマンをやめてよかったことは?」と聞かれれば、今でも真っ先に「くだらない会議に召集されなくなったことです」と答えそうです。それほどくだらない会議とそのムダさを嫌悪します。
会議は、参加している時間が無駄であるだけでなく、それに付随する業務も膨大です。根回し、リハーサル、下打ち合わせ、資料作りなど、生産性ゼロどころかマイナスの業務のオンパレードです。
アメリカには、会議のコストを自動的に算出して掲示板に表示する機械を会議室に設置している会社があるそうです。時間の経過とともにその費用がどんどん増えていくのが一目でわかるそうです。日本の会社もその時計を入手して会議室に設置したらいいと思います。
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