「個を活かし企業を変える」
 著 者:グロービスマネジメントインスティテュート
 単行本:176 p ; サイズ(cm): 21 x 15
 出版社:東洋経済新報社
 ISBN :4492531432
 発行日:2002/06/01
 単行本: 243 p ; サイズ(cm): 21 x 15

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本書は、個人の開発を組織の力に転換し、自己変革力を高めることで進化しつづける企業を実現する道筋を示す、経営者とビジネスパーソンのための実践ガイドです。

この中で、導入のための手順が非常に丁寧に解説されています。手順は、人を変え、行動させようとする際、とても重要なことです。

なぜなら人の変化は一足飛びに行かないからです。例えば企業において、経営者が目線を高く持ち、現実不可能と思えるような高い理想を語ることはよくあります。

でも社員を行動させるには、別のステップが必要です。「ものには順序ってもんがある」とよく言いますが、まさに「手順」が必要なのです。

まず、経営者の言葉や考え方を理解させ、目線を近づけるプロセスです。経営者の見ている景色が見えるように高台にのせてあげるステップとでも言いましょうか?話をするのはそのあとです。

私は、つくづくそれを感じています。ご存知のとおり、私は起業家の輩出に努めています。

起業家輩出は、国にとっても切実なテーマです。景気のけん引役としての期待が、起業家に寄せられているからです。だから国家予算が削られても、創業支援関連の予算は増え続けています。

その担い手として期待されているのは、会社に勤める方々です。でも彼らはそう簡単には起業しないと思います。なぜだと思います?

会社勤めの方の多くは、起業するには起業マインドが足りないからです。起業マインドとは一言では言えませんが、あえて言うなら“自力でお金を稼ぐ心意気”です。

何十年も会社からお金をもらってきた人が「お金は稼ぐもの」と理解し、実際に稼ぐようになることは大変です。それを身に着けるステップが必要です。

それを抜きにした制度改革など、いくらやっても全く効果がありません。

私がビジネスパーソン向けの起業マインド教育に力を入れているのもそのためです。まずは会社にいながらはじめ、そこで成功体験を積み、起業マインドを育むのです。それが、会社にいる方が起業するためのファーストステップになるのです。

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