■最初の表計算ソフトは学生が作った
■表計算ソフト・ロータスはインド哲学から生まれた
■エクセルはマック版が最初だった
■エクセルの商標登録は19年も後だった!

表計算ソフト・ロータスはインド哲学から生まれた

1982年、マイクロソフト社から『マルチプラン』という同社初の表計算ソフトが発売されました。
ロータス1-2-3の登場
ロータス1-2-3の登場

『マルチプラン』はショートカットキーやコマンド入力などが多く、初心者には扱いが難しい表計算ソフトでした。

『マルチプラン』が発売された少し後、1982年暮れに開催された見本市コムデックスでロータス社から『ロータス1-2-3(ワンツースリー)』が発表され、翌1983年に発売されます。

『ロータス1-2-3』は『マルチプラン』の使いにくい面を改良していました。『マルチプラン』の場合、グラフを出そうと思えば別の『マルチチャート』というソフトを起動する必要がありましたが『ロータス1-2-3』では簡単にグラフに連動できました。またデータベース機能やマクロ機能もついていました。

こうして『ロータス1-2-3』が市場シェアNo1ソフトへとなっていきます。ただし日本では1986年に『ロータス1-2-3日本語版』が発売されるまで、『マルチプラン』がトップシェアでした。

ヒッピー文化から生まれたパソコン

『ロータス1-2-3』を作ったのがロータス社創始者のミッチ・ケイパーでした。
ヒッピー文化、反戦運動
ヒッピー文化、反戦運動

1968年から1970年代初頭にかけてベトナム戦争などの影響から日本やアメリカではヒッピー、学生運動が起き、大規模な反戦運動が行われました。

日本ではベ平連運動などが注目を浴びていた時代です。当時、誕生したパソコンはこのヒッピー文化の影響を受けていました。
インドへ
インドへ

アップルを創始し、マッキントッシュを送り出し現在、iPodで成功をおさめているスティーブ・ジョブズは当時アタリ社に勤めていました。稼いだお金でインドにわたり放浪し、精神指導者ニーム・カソリの元で修行したりしていました。やがてインドからアメリカへ戻り、1976年アップル社を立ち上げます。

スティーブ・ジョブスにそば本を
「そば」ガイド・井上さんのガイド記事です。
ジョブズはそばが好きだそうで、やはり菜食主義だからでしょうか。

ロータス社の創始者ミッチー・ケイパーはジョブズよりもさらに本格的で、TM(超越的瞑想)をやっていました。スイスまで行って、「悟りさもなくば破滅」というすさまじいTMのコースに参加しています。ヨガの瞑想教師でもありました。
ロータス1-2-3の登場
ロータス1-2-3の登場

やがてアメリカへ戻り、ロータス社を立ち上げ『ロータス1-2-3』を送り出します。ミッチー・ケイパーは社名やソフト名を「蓮(ロータス)」から名づけました。蓮はヒンズー教の悟りの象徴で、生命の源泉となる聖なる植物です。

ゾクッ…とするほど美しい蓮の花
「京都」ガイド・梅津さんのガイド記事です。
背筋がゾクゾクッ…とするくらい。蓮が見られるお寺を紹介します。

時代の最先端であるパソコン文化ですが、意外なことに『リグ・ヴェーダ』などインド哲学とつながっています。
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