企業のIT活用/会計/確定申告・青色申告

はじめての確定申告(青色申告) 後編(2ページ目)

通帳の数字と会計ソフトの預金口座の数字があわないことがあります。なにが原因なのでしょうか。決算が終わったら国税庁のWebサイトを使って青色申告書を作成してみましょう。

水谷 哲也

水谷 哲也

企業のIT活用 ガイド

中小企業のIT導入・活用支援コンサルタント。大阪府よろず支援拠点、三重県よろず支援拠点、商工会議所などでの累積相談件数が5,000件以上。三重大学、京都橘大学などで情報処理教育を担当。

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青色申告決算書を作成する

国税庁のWebサイトに確定申告特集があり、こちらで青色申告の書類を作ることができます。
まず確定申告書等作成コーナーを選んで次に「e-Taxを利用しない場合又は作成を再開する場合はこちら」をクリックします。

確定申告書等作成コーナー
確定申告書等作成コーナー

4つの帳票が並びますが、まずは「青色申告決算書・収支内訳書」の作成です。現金主義を選択している場合は下にある「現金主義用の青色申告決算書」を選択します。それ以外は一番上の「青色申告決算書」を選びます。

帳票選択の画面では一番上の「決算書(一般用)」を選びます。
まずは売上から入力しますが数字を入れる欄がありません。売上は月ごとに入力しますので、売上(収入金額)の勘定科目をクリックします。

月別売上金額及び仕入金額の数字を入力
月別売上金額及び仕入金額の数字を入力

ここに会計ソフトの決算処理で出力した「月別売上金額及び仕入金額」の数字を月ごとに入力していきます。仕入がない場合は空欄でかまいません。

次に経費をいれていきますが。載っていない勘定科目を使っている場合は26番以降に勘定科目と経費をいれていきます。

経費をいれて確定申告書を作成していく
経費をいれて確定申告書を作成していく

減価償却費の計算を会計ソフトで行っている場合は減価償却費の合計額欄だけ入力をします。これで損益計算書ができましたので次に貸借対照表を作成していきます。

貸借対照表を作成
貸借対照表を作成

損益計算書と同様に会計ソフトの数字を入力していきます。

最後に所得税の確定申告書を作成しましょう
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