開発の条件
開発期間、作業場所など開発にまつわる条件を書いていきます。開発用コンピュータは提供できるのか、必要なソフトやライセンスは発注側で用意するのか、それも含めて提案いただくのか等です。提案依頼の手続き
提案資料の提出先や質問のとりまとめとなる対応窓口、提案いただく時の部数や体裁について記述します。 体裁は例えば、全体で20ページ程度に提案書をまとめてください等と、それぞれの提案書を比較しやすいようにするための基準になります。参加資格条件について記述します。例えば類似システムの開発経験が無ければ参加資格無しとする。ISO9000シリーズを取得していることを参加資格とする等です。(これは一定の品質保証になります。)
また選定方法や選定スケジュールについて記述し、透明性を確保します。
説明会の開催
RFPが完成するとITベンダーを集めて、提案依頼書の説明会を行います。
RFPに対する提出締切日ですが、充分に検討して、提案いただけるよう10日から2週間ほどの期間を設定します。
また質問への対応を考えておく必要があります。説明会で出る質問もありますが、RFPを検討している間に出てくる質問は、原則、電話やFAXではなく電子メールで対応窓口に送ってもらいます。
質問に対する発注側からの返事は、説明会に参加いただいたITベンダー全員に流して、皆さんが共通の情報へアクセスできるようにすることが肝心です。説明会で、そういう方法をとりますと事前に連絡しておきます。
RFP発行作業は慣れないと大変ですが、RFPをしっかり記述すればするほど、この後の開発工程で起きる様々なトラブルを未然に防げます。しっかり作成しましょう。
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