節税対策/節税対策関連情報

医療費は所得の多い人から控除

医療費控除は支払った人の所得から控除できます。つまり医療を受けた本人でなくてもいいのです。医療費は所得の多い人が全員の分を負担して、確定申告すれば、もっとも還付額が多くなります。

今村 仁

執筆者:今村 仁

中小企業・個人事業主の節税対策ガイド

医療費控除とは

医療費控除医療費控除とは、年間の医療費が一定額を超える場合に適用できる控除です。その一定額とは、10万円。(所得200万円以下の人はこのラインが下がります。)

年間の医療費が10万円を超える場合に、その超える部分が医療費控除の対象となります。

所得の多い人は誰?

医療費控除も社会保険料控除と同じく、支払った人の所得から控除できるのです。つまり、医療を受けた本人でなくてもいいのです。生計を同一にする(扶養していなくてもよい)配偶者や親族が医療費を支払うようにすれば、その人が医療費控除を受けられるのです。

ですから、医療費は所得の多い人が全員の分を負担して、これを医療費控除として確定申告すれば、もっとも還付額が多くなります。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます