大学生の就職活動/就職活動の選考対策

面接官に伝わる就活自己PRの書き方(4ページ目)

自己PRは、自らの魅力や熱意を示すだけでは駄目だ。人事が「なるほど、弊社に入社した後も、弊社が求める力を発揮してくれそうだな!」と思ってくれなければ、エントリーシートも面接も突破できないことを知ろう。

執筆者:見舘 好隆

【手順4】「求める人材」であることを証明するエピソードを作る。

自己PR
失敗経験が一番説得力がある。
求める人材はリアルに把握できた。では、今度は自分にはその求める力があることを、あくまでも客観的に伝えなくてはならない。中途採用であれば職歴が、大学入試であれば学力がその証拠となるのだが、働いたことも無く、学力ではないその企業特有の「社会で働く上で必要とされる力」いわゆる「基礎力」を客観的に証明する力は、リアルで詳細なエピソードしかない。

では、また前出のマンダラートを使おう。ノートに、以下のような9つのマスを書き、中心に「学生時代に踏ん張ったこと」と書こう。

マンダラート

次に、「学生時代に踏ん張ったこと」の周りの8つのマスに、自由に思いつく「学生時代に踏ん張ったこと」を書こう。「何にも無いんです!」と思う学生もいるかも知れなけど、ただ食べて寝るだけでは決して無かったはず。どんなことでもいいから、とにかく書こう。大切なのは、君の脳の中から、経験を引っ張り出すことだ。とにかく8マス埋めてみよう。もちろん、8つ以上思いついたら、枠外に書いてもいい。以下は、私の大学時代の例だ。参考まで。

マンダラート

この中から、しまむらが必要としている力を示すエピソードを探せばいい。例えば「お客様に対し、細かい気配りが出来る人」であれば、応接セットのアルバイトが使える。「様々な部署や店舗を経験し、視野を広げることを求める人」だったら、インド放浪や地方を転々と巡ったコンサート照明のアルバイトだろう。とにかく引っ張り出せば、求める力を示すエピソードは必ず見つかるはずだ。

次に違う方法を試してみよう。以下のように左右に矢印を、上下に点線を引いてみよう。そして左下に「高校時代」、右下に「大学時代」と書いてみよう。

ライフライン

次に、成功したなど気持ちが高まった時を「+」、逆に失敗して気持ちが落ち込んだ時を「△」と書いて、その横にそのイベントの名前を書いてみよう。どんなことでもいい。少なくとも「△」は必ずあるはずだ(無かったら逆に不幸だ。学生のうちに落ち込みまくった方がいい)。この中から、しまむらが必要としている力を示すエピソードを探せばいい。特にしまむらの場合、「失敗してもそれを糧に成長できる人」があるから、私の場合であれば「ずっと連敗(ラグビー部)」や「アルバイトで大失敗(お寿司屋・コンサート照明・応接セット販売)」、「クラブ内での人間関係(演劇部)」が使える。しまむらに関わらず、「+」より「△」の経験の方が、説得力のあるエピソードになるよ。

ライフライン

※次のページで、自己PRを完成させる。
※ちなみに「+」「△」を付けるワークシートを「ライフライン」と呼ぶ。キャリアカウンセリングでよく使う。
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