最新版!自己PRの書き方講座。熟読せよ。
エントリーシートも面接も、自己PRさえしっかりしていたら、恐れることは無い。 |
ポイントは「自分」と「企業が求める人材」のすり合わせだ。企業が求める人材でなければ、落ちてしまう。しかし、無理やり企業に合わせて自分を偽っても、化けの皮はすぐはがれる。偽らざる自分=企業が求める人材であることを示す自己PRを作ろう。
【手順1】「やりたいこと」を明確にする。
肝心要(かなめ)のこの作業。腰を据えてじっくりと取り掛かろう。さて、「やりたいこと」であるが、これには制限など無い。君の自由だ。とは言っても、インターネットで検索する時に「検索ワード」が必要なように、「やりたいこと」を言葉にしなければ、ネットで探しようが無いし、人に相談もできない。よって、発想を拡げつつ、それを言葉にする作業を行いたい。
まず、ノートに、以下のような9つのマス(マンダラート)を書き、中心に「卒業後やってみたいこと」と書こう。
次に、「卒業後やってみたいこと」の周りの8つのマスに、自由に思いつく「やりたいこと」を書こう。無理に仕事内容を書こうとしなくていい。「海の近くで暮らしたい」「大企業で安定したい」「自由に働きたい」など、曖昧でも構わないので、とにかく書こう。大切なのは、君の脳の中から、言葉を搾り出すことだ。とにかく8マス埋めてみよう。もちろん、8つ以上思いついたら、枠外に書いてもいい。以下は、私の大学時代の例だ。参考まで。
次に、書いた言葉を眺めてみて、要するに自分はどんなことをしたいのかを、まとめてみよう。大切なことは、「具体的じゃない方がいい」そして「価値観・世界観みたいなものがいい」ことだ。
例えば私の例を見てほしい。一言にまとめてみると、
- (海外に)飛び回りたい。未知なる刺激を得たい。
- 人と繋がって何かを生み出したい。
- 人、特に子供を幸せにしたい。
- 最新のテクノロジーに触れたい。
- メディアを通して人に大切な何かを伝えたい。
- 人の生活を便利にしたい。
煮詰まった時は、友人にマンダラートを見てもらって、「ふーん、要するに○○がしたいんだね」と客観的な言葉をもらおう。たまたま自分が使いこなしていなかった語彙がドンピシャな時もある。ずっとこのマンダラートを持ち歩いて、暇な時に眺めてみよう。きっといい言葉がいつか出てくるはずだ。
この作業で出てきた君の「価値観・世界観」を表す言葉が、君の就職活動を支える大切な土台となる。もしくは道に迷った時の地図でもあるので、頑張ってしつこく、ギリギリまで考えてみてね
※次のページで、受験する企業で「やりたいこと」を明確にする。