大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接突破 ライバルに差をつける 2(3ページ目)

一つ一つのアクションは小さなこと。でもそれぞれには意味がある。よって、すべてのアクションを行えば、ライバルに10馬身も差をつけることができる。なぜなら、全てのアクションを行っている学生はいないから。

執筆者:見舘 好隆



「会社説明会で質問をする」で8馬身リード

「なるほど。講師は社員の可能性もあるし、運営や司会は人事がすることが多いんだから、最前列に座って顔を覚えてもらった方が、何かと有利だよね。でも、社外講師だったら、あんまり意味無いかも」

「それが意味があるんだよ。当日のミッションその2。必ず質問するべし!

彼女はドキッとした。

「や、やっぱし。うん、うん、そうだよね。わかるわかる。質問すれば人事に名前と顔を覚えてもらえるからでしょ」

「その通り!」

「それと一番前の人の方が当ててもらい易いよね」

「その通り!」

「さらに熱心に講義を聴いた学生の質問には、必ず当ててもらえるし、質問の返答だってポジティブに答えてくれるよね」

「その通り!よくわかったね」

「私にもやっとわかってきた。そんな温かみがあるコミュニケーションの積み重ねが如何に大切かということが」

「そうさ。こんな小さなことだけども、コツコツと積み上げれば、やらない人と差は歴然に大きくなる」


小さなことでも、意味を確信し実行すれば、価値に繋がるんだ。
そのことを、彼女は心底理解したようだ。


※次のページは、「セミナー講師と話をする」。これでライバルに9馬身リード!
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