大学生の就職活動/就職活動での自己分析

就職への不安 「実務経験不足」を補うワザ

「仕事に就くには経験が必要。では経験を得るための仕事にはどうやって就くのか?」その答えは、何をやりたいのかを明確にし、仕事の現実を調べ、今の自分と夢の仕事とのすり合わせで得られる。

執筆者:見舘 好隆

最近多い「実務経験」が不足することでの、就職への不安

私の元に来た相談例です。

実務経験不足「私の経歴には就職を難しくする問題があります。私は高校に4年在籍し中退、その後大検を取得し20歳で大学に入りました。しかし大学の勉強に興味がわかず卒業に失敗、半年遅れて卒業しました。その後、英国の大学院に留学、今年ジャーナリズムの修士号を取得しました。これから就職活動を始めようとしていますが、高校中退と大学卒業失敗という大きなマイナス点をどのようにカバーしていけばよいのかわかりません。また、20代後半でありながら職歴がないことも不安です。私は海外のニュースを扱うジャーナリストなりたいと考えています。やりたいこと、自分の弱点、強みなどは十分に把握しているつもりですが、以上の問題をどのように解決すればよいのかわかりません。アドバイスお願いします。」
写真提供:FotoStyles


なるほど。整理すると二つの不安をお持ちですね。
  1. 高校中退と大学卒業失敗をどうカバーすればいいのか、わからない。
     
  2. 20代後半でありながら職歴がない。
では、この二つの問題を一つ一つ解き明かしていきましょう。


【目次】
  1. 振り返れば「轍」がある。だから、自分の夢へと続く道の存在を信じることができる。
     
  2. 「専門知識・スキル」「ビジネスマナー」「我慢強さ」の有無の証明が、職歴です。
     
  3. 仕事に就くには経験が必要。では経験を得るための仕事にはどうやって就くのか?
     
  4. 次へつながるアルバイト経験



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