大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接突破 ライバルに差をつける 2(2ページ目)

一つ一つのアクションは小さなこと。でもそれぞれには意味がある。よって、すべてのアクションを行えば、ライバルに10馬身も差をつけることができる。なぜなら、全てのアクションを行っている学生はいないから。

執筆者:見舘 好隆


「一番最初に会場入りする」で7馬身リード!

「じゃあ、簡単に10分で教えるよ。メモしてね。明日のために早く帰らないといけないから。さて、明日の説明会は何時から始まるの?」

「朝10:00」

「じゃあ、当日のミッションその1。一時間前に会場へ行くべし!

「ええ!そんなに早く行かなくても…」

「これには意味がある。まず、一番前の席に座るためだ

彼女は口をポカンとしている。そんなこと考えたことが無かったようだ。

「一番前に座れば、話が聞き取りやすいし、何よりもセミナーの講師に顔を覚えてもらえる。メモは印象に残ったキーワードだけを書いて、基本的にはずっと講師の顔を見て、話に反応して頷くんだ。人は熱心に話を聞かれると嬉しいものさ」

彼女は一生懸命メモを取った。

「それにね、早めに行けば、隣に座る学生と話す時間ができる。自分から話しかけてごらん。相手はびっくりするかもしれないけど、早めに来て前に座る学生だ。きっと意識は高いはず。意識の高い学生なら、きっと話は合うし、有意義になるはずだ。終ってからもお茶に誘いやすくなる

「うんうん」

「そして3つ目は、熱意を行動で表現できることさ。一番最初に来たこと=第一志望なんだよ!ということを、受付の人事スタッフにPRできるじゃないか。忙しそうでなければ、“〇〇大学の〇〇です。はじめまして。私は御社が第一志望なので、一番早く来ました。本日はよろしくお願いします!”と元気よく挨拶すればいい。とにかく、人事に顔を覚えてもらうことが大事だ」

そう、本社訪問や全店舗制覇と同じことだ。
具体的に行動で示したことだから、相手に伝わるんだ。
彼女は頷きながら、笑顔になった。

「そうそう、その笑顔さ。講師にとってその頷きと笑顔が一番のエネルギーなのさ。気持ちよく話してくれるよ。そしてきっと君の顔を覚えてくれる。人事だって、熱心な学生の顔は決して忘れないんだ


※面接前には「カフェでリラクゼーション」するのもオススメだ。ギリギリに行って焦ると、必ず落ちるよ。

※お茶に誘う理由はこちら

※次のページは、「会社説明会で質問をする」。これでライバルに8馬身リード!

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