大学生の就職活動/就職活動での内定から入社まで

内定先に入社する決意(前編)

内定を取ったけど、その会社で頑張るかどうかを悩んでいる人へ。部屋で、一人で、悩んでいたって何も解決はしない。自分の目で、人事を、現場を、先輩を、そして仲間を、確かめることが大切なのだ。

執筆者:見舘 好隆

内定取ったけど、入社を躊躇するキモチ

入社する決意最近よく来る相談。「内定取ったけど、入社するべきか」問題だ。一つ例を紹介しよう。

「見舘さん!私は○○という生命保険会社の内定を取ったのですが、この業界の営業はあまり良い噂を聞きません。実際怖いです。贅沢かもしれないですけど…。生命保険という業界は、どうなのでしょうか?」
写真提供:FotoStyles

この例は生命保険会社だけど、業界や会社に関わらず、この時期みなさんの心を悩ましている大きな問題の一つであろう。この問題の答は、就職本にはきっと載ってないし、就職部(キャリアセンター)に相談しても、その相談員がその業界及びその会社に詳しくなければ明確な答を得ることは難しいだろう。

親に至っては、有名な会社でないと、大反対する可能性がある。親にしてみたら「何千万も学費を払ったんだから、それなりのトコロに入って安心させてくれ!」というキモチになるのだろう。同意。


新卒で入社する会社は、間違いなくみなさんの将来に影響を与える。だからこそ、親はもちろん、自分自身が躊躇する隙など全く無い「決意」が必要だ。「決意」を曖昧にして入社しても数ヶ月で辞めるだけだ。

そこで今回は、内定先に入社する決意を創り出す方法の考察である。

<前半>

<後半>

※次のページで、人事に素直に相談し、対応を一つの判断材料にすることを考える!

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