大学生の就職活動/就職活動での内定から入社まで

内定先に入社する決意(前編)(4ページ目)

内定を取ったけど、その会社で頑張るかどうかを悩んでいる人へ。部屋で、一人で、悩んでいたって何も解決はしない。自分の目で、人事を、現場を、先輩を、そして仲間を、確かめることが大切なのだ。

執筆者:見舘 好隆

その会社の内定者と話し合う

新卒入社の時に出会う同期は、一生の友だ。

同期は上司でもないし、部下でもない。そして仕入先やクライアントでもない。本当に心を開いて話せる「最後の同級生」だ。転職では得られにくい。だからこそ、同期がどんな人なのかを知るために、入社を決意する前に可能な限り出会っておくことが肝要だ。

そもそも同期(今は内定者)は、君と同じ不安を持っている可能性が高い。きっとかなり親密にお互い相談に乗れるはずだ。もしかしたら君が知らない内定先の情報を知っているかもしれない。できるだけ情報交換を密にして内定先の情報を共有しておけば、入社を決意するときの重要な判断材料になり得るだろう。

そして、「一生の友として働ける仲間か?」も確認しておきたい。もちろん、定年までその会社にいるかどうかはわからないが、ある程度長い間、コミュニケーションを取り合う相手だ。できればリスペクトできる仲間であって欲しいし、熱い思いを居酒屋でぶつけ合う仲間であって欲しい。具体的に言えば、

「ここしか受からなかったから、やむを得ず入社するんだ…」
「俺きっとすぐ辞めるよ~」
「仕事はラクなほうが良いなあ~」
「責任のある仕事なんてしたくない!」


なんて、こっちのやる気をそがれる内定者ばっかりだったら、ものすごく不幸だと思う。逆に、

「俺、ここの社長になろうと思うんだ!」
「この会社にずっと憧れてたんだ!ヤル気満々だよ!」
「コツコツ頑張って、早く責任を任される人材になりたい!」
「一緒にこの会社を盛り上げようぜ!」


と語りかけてくる内定者ばかりなら、ぜひその会社で頑張るべきだ。きっと成長できるに違いない。


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内定を取ったけど、その会社で頑張るかどうかを悩んでいる人へ。

部屋で、一人で、悩んでいたって何も解決はしない。

自分の目で、人事を、現場を、先輩を、そして仲間を、確かめることが大切なのだ。




「内定先に入社する決意(後編)」も引き続き読むべし!


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