大学生の就職活動/就職活動での自己分析

就活生の自己分析は『希望の轍(わだち)』

「自己分析」は過去の節目を意味づけること。「思い出」は遠く離れていくけど、意味づけできれば「轍」として見える。振り返れば「轍」があるから、自分の夢へと続く道の存在を信じることができる。

執筆者:見舘 好隆

「轍」って後ろにできるものなのに、なぜ「希望」なんだろう

希望の轍私の好きな歌、『希望の轍』(サザンオールスターズ)。親友の結婚式のラストも飾った、胸が熱くなりつつ、心を奮い立たせる歌です。
写真提供:FotoStyles

しかし、「轍(わだち)」とは後ろにできるもの。いわば過去の足跡だ。なのに、希望という「将来」を表す言葉とセットになっているのだろう。実はずっと不思議に思っていました。

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夢を乗せて走る車道 明日への旅
通り過ぎる街の色 思い出の日々
恋心 なぜに切なく胸の奥に迫る
振り返る度に野薔薇のような Baby love
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『希望の轍』桑田佳祐


懐かしいセピア色の思い出を慈しみながら、前に進んでいる。
振り返る過去の若い自分を内省(内観と反省)している。

そう、この「内省」こそが、就職活動におけるファーストアクション、
「自己分析」なのです!



【目次】

  1. 過去の「節目」における「選択パターン」を掴もう
     
  2. 「選択パターン」を意味づけることが「自己分析」
     
  3. 誘導ミサイルは自ら軌道修正する
     
  4. 「自己分析」が、意思決定の「根拠」、就職活動の「糧」になる。
     
  5. 振り返れば「轍」がある。だから、夢へと続く道の存在を信じることができる。


※自己分析で悩む皆さん、次のページで、なぜ「内省」が「自己分析」なのかを知ろう!
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