大学生の就職活動/就職活動事例

計画された偶然でペルーで働く!(2ページ目)

就職活動でも「計画された偶然」を演出することはできる。些細なことでも普段しない行動を心掛ければ、幸運な偶然が君を成長させる。そんな機会を意識して生み出す努力を心掛けよう。

執筆者:見舘 好隆

出会いによって生まれた偶発的な機会に身を任せる


「ペルーで働くことは、全く意図していませんでした。ペルーに渡る転機は意外なところから訪れたのです。

当時勤務していた南米専門の日本の旅行会社の社長の友人で、取引先の役員でもある方(Aさん)が、ペルーから来日することになりました。ペルーの旅行会社の社員、それも役員と話せる機会なんて、そうありません。ということで私は一次会はもちろん、二次会にも参加しました。

そこで偶然、Aさんが勤める会社が日本人スタッフを募集していたのです。Aさんはその席で私をペルーに呼ぼうと決意し、私の会社の社長に交渉、その結果、出向扱いでAさんの会社に勤めることになったのです。ちなみにAさんは今は社長です。」


「ヘッドハンティングだね。新卒で間もないのに、凄いね。」

「私はそんな凄い人材ではないですけど…。でも、出会いがどのような結果を生むかわかりません。私の日々の出会いの全てがこのような結果につながるわけではありませんが、そこから常に何かを学び続けるように意識していけたらと思っています。」

「なるほど。出会いによって生まれた偶発的な機会に身を任せたんだね。

今「出会いを通して学ぶ」ことを教えていただきましたが、他にも同じようなエピソードはありますか?」

ペルー
「休暇を取って日本に一時帰国をした際に、社長からこれだけはやっておけといわれたことが、日ごろメールでやり取りをしている日本の旅行会社の方へ、電話で挨拶をすることでした。

メールからイメージしていた通りの方、全く逆の印象を与える方とこれもいろいろでしたが、全員に等しく共通していたのは、その後のメールのやり取りでの距離感です。業務メールでありながら、以前よりもぐんと打ち解けた内容になり、仕事がスムーズに進むようになりました。
そして初めて社長の指示の意図が理解できました。もっと良いのは実際に会うことですが、休暇を取っての帰国だったために電話のみで良いという配慮があったようです。

お客様と対応していて、今でもメールよりも電話の方が怖く、電話よりも実際に会うのはもっと怖いですが、そこから生み出されるものも比例して増えるように思います。これからもどんどん外に出て、多くの人と出会い、自分自身を変えていければと思っています。」


「いい話だね。人脈をそうやって大切に維持しているからこそ、自分にとってプラスになる、偶発的な機会に恵まれるんだね。全くの偶然ではなく、自らその機会を生み出す努力をしているんだ。

これからの予定は?」

「当初は出向扱いでした。一年の経験を積んだ後にまた日本の旅行会社へ戻る予定でしたが、現在は契約をもう一年更新しています。もう少しペルーでしか得られない、出会いを含めた経験をこの地で積んでおきたいと思っています。」

「そうだね。折角人とは違う経験ができるんだ。もう少し頑張って、吸収したほうが確かにいい。

頑張ってね!」


※次のページで、彼女のエピソードで学んだことをまとめる!
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