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「串刺し」でヤル…ってExcelの話(基本編)(2ページ目)

「串刺し」とは物騒な言葉ですが、オフィスではExcelの話。覚えてしまえばカンタンですが、独学ではわかりにくい、複数のシートを集計する「串刺し」計算のやり方を詳しく説明しています

執筆者:平井 実穂子

集計シートに式を入れる

シートをコピーして、集計シートを作ります。

単価は各店とも同額とします

集計する部分は、「売上数」と「売上額」。なのでD5からE9のセルに、A店からC店のデータを集計します。このように選択状態にしておきましょう。

1.この状態で、ツールバーの「Σ(オートSUM)」ボタンをクリック。

2.数式バーに「=SUM」と表示されているのを確認したら、「A店」のシートタブをクリック。集計したい最初のセルである、D5をクリックします。

3.この状態で、「Shift」キーを押しながら、「C店」のシートタブをクリック。

A店からC店までのシートが選択され、式が変わりました

4.再度ツールバーの「Σ(オートSUM)」ボタンをクリックすれば、選択した範囲、D5からE9のセル全てに、「串刺し計算」ができています。

「串刺し」完了!

例では3店とも同じ数字になっています。検算してみて下さいね。

この手順で、全てのセルに一気に式を入れることができますが、ひとつのセルに式を入れてコピーしてもいいですね。
上記「4」の状態で「Σ(オートSUM)」をクリックせず「Enter」キーを押せば、D5のセルだけ串刺し計算できます。

覚えてしまえばカンタンな「串刺し計算」。使えるケースはたくさんあると思うので、ぜひ試してみて下さいね。

応用編追加しました!

商品が増えたら≫

お店が増えたら≫


※この記事はExcel2000を使用して説明しています。また、説明している内容については、ガイドが日常的に使っているものであり、他にも計算方法は考えられます。どうぞご了承下さい。


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