オフィスで「串刺し」と言えば?
オフィスでは、新人さんには聞きなれない言葉が飛び交っているものですが、例えば怖~い先輩から、
「これ、串刺しでやっといて!」
なんて言われたら…ちょっとビビりますよね(笑)。
これはExcelでの計算方法のことだと思われます。ガイドも昔は「よそでもそういう言い方するんだろうか?」と疑問に思っていましたが、検索してみると一般的にも、そういう言い方をするようです。
正式には「統合」と言うようですが、Excelのヘルプで「串刺し」を検索しても、ちゃんと「統合」についての説明が出てきます。それくらい普通に使われているということですね。
呼び方はさておき、知っていれば便利な「串刺し計算」について説明しますね。
「串刺し計算」をやってみよう
「串刺し計算」を使うと、複数のワークシートのデータを、集計用のワークシートに集計できます。
…説明するのは難しいですね…一緒にやってみましょう。
例 |
株式会社アバウト商事、関東支店は、A店、B店、C店の3店舗を管轄している。 |
各店舗のシートを用意する
まず、「売上報告書」の形をつくり、A店のデータを入れて、A店の「売上報告書」を完成させます。
このシートを、「編集」→「シートの移動またはコピー」でコピーします。
「コピーを作成する」にチェックを入れます |
コピーしたシート名は、「A店(2)」となっているため、シートタブをダブルクリックして、シート名を「B店」に変更しましょう。
黒くなれば編集可能です |
シートのデータをB店のものに修正し、B店の「売上報告書」を完成させます。
同様に、C店のシートを完成させれば準備完了です。