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ダイエットレシピ:里いものテリーヌ

いも類の中で低エネルギーの里いもを使った和風テリーヌです。専用の型がなくても保存容器などで簡単に作れます。これからの季節、パーティーやお正月メニューにいかがでしょうか?

執筆者:大石 淳子


里いものテリーヌ
1人分61kcal   カリウム491mg   塩分0.6g

ダイエットレシピ:里いものテリーヌ


いも類の中でもエネルギーの低い里いもを使った和風テリーヌです。専用の型がなくても保存容器などで簡単に作れます。これからの季節、パーティーやお正月メニューにいかがでしょうか? お正月用の煮物を作る際、多めに里いもを煮ておいて、取り出して作ることもできますよ。

里いもの歴史は古く、じゃがいもやさつまいもより以前から日本では栽培されていました。山でとれる山いもに対して里でとれるから里いもといい、八つ頭、えびいも、京いも、セレベスなどたくさんの種類があります。

里いもの主な成分は炭水化物で、糖質をエネルギーに変える助けをするビタミンB1も含まれています。特有のぬめりはガラクタンやマンナンという成分から。ガラクタンは脳細胞を活性化するので脳のアンチエイジング作用が期待できます。マンナンは水溶性の食物繊維で、食後に糖質やコレステロールが吸収されるのを穏やかにします。

そしていも類の中では低エネルギー、カリウムが豊富に含まれていることが里いもの特徴。むくみの解消にも効果的です。

里いもの皮をむくときに手がかゆくなることがありますが、加熱すると刺激がなくなります。今回のテリーヌは里芋の皮をむかずにまるごと蒸してから料理するので、かゆくなりにくく、またガラクタンなどの粘性成分をとりのぞかずに料理できます。

次のページでは「里いものテリーヌ」の作り方をご紹介します!
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