たいへんさと共に
介護の仕事の魅力も存分に伝える
先に紹介した【白うさぎ】さんは、介護の仕事について、同じメールの中でこのように書いています。「そこには(ガイド注・介護の仕事には)、普通に喜怒哀楽があるリアルな『生身の人間』の営みがあったのでした。一緒に泣いたり笑ったりという生活が『面白い』と感じたのが、この業界で長く居られている源なのかなぁ~と思います」
『ヘルプマン』に描かれているのも、リアルな喜怒哀楽であり、生身の人間の現実です。主人公のヘルプマンも、まさに要介護の高齢者と一緒に笑ったり泣いたりする生活を心底楽しんでいるように見えます。そうした姿を描くことによって、このマンガは、介護の仕事の現実、たいへんさと共に、その魅力も十分に伝えている。そこが秀逸だと思います。
人間関係が希薄になり、現実生活ではリアルな喜怒哀楽が敬遠される今日この頃。しかし、このマンガが受け入れられているというのは、実は、多くの人がリアルな喜怒哀楽や生身の人間のぶつかり合いを求めているということなのかもしれないと思ったりしました。
みなさんは、この『ヘルプマン』を読んだことがありますか?
読んでどう感じましたか?
読んだことがあるかたは、ぜひこちらにご意見、ご感想をかき込んでください。
関連リンク
↓ここからアマゾンのサイトにジャンプして購入することもできます。ガイドのおすすめ書籍『ヘルプマン』1巻
↓「性と生」を取り上げた本と言えば、これもあります。
障害者の性と生『セックスボランティア』
※「介護・福祉業界で働く」のサイトでは、他にも介護・福祉に関するさまざまな情報を提供しています。
トップページから、さらに情報をゲット!
※記事更新情報や業界新情報などを配信しているガイドメールマガジン購読の登録はこちらから