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ガイド宮下、介護職を目指した就活で全敗(3ページ目)

ガイド宮下、介護の現場で働きたくて就職活動してみました。目指したのは有料老人ホームの介護職。しかし恥ずかしながら結果は全敗。活動の顛末とキャリアカウンセラーに尋ねた全敗の理由等を3回に分けて報告。

執筆者:宮下 公美子

面接は成功!と思ったのに

面接で聞かれたことといえば、3社ともほぼ同じ。志望動機、なぜ有料老人ホームなのか、どんな介護がしたいのか、なぜ今就職しようと思ったのか、勤務希望日、時間帯。そして、私の場合、社会福祉士の資格証明を持って行ったので、なぜ相談員ではなく介護職なのか、ということでした。社会福祉士の資格証明を持っていった方が、社会福祉の幅広い知識がある、あるいは社会福祉援助技術があるように見えて、ポイントが上がると思ったのですが、はたしてよかったのかどうか。

志望動機については、履歴書に書いたことを少し肉付けして話しました。なぜ有料老人ホームかについては、訪問介護よりはさまざまな技術と知識を持つ同僚、先輩から学ぶことができる施設の方がいいと考えたこと、デイサービスも考えたが、やはり高齢者の全体像がつかめる、生活の場である入所施設で働きたいと考えたこと、特別養護老人ホームなどの介護保険施設よりは自由度の高い有料老人ホームのほうが提供できるサービスの幅が広いと考えたことなどを話しました。

どんな介護をしたいのか、については、気持ちに寄り添いたいこと、また、実務経験がないので理想論かもしれないが、たとえば、いまはオムツをしているAさんは、尿意はあるからトイレで排泄できるように介助してみようなど、自分なりに目標設定をして介護に臨みたいことなどを話しました。

なぜ今就職しようと思ったかについては、社会福祉士を取得したから、そして家庭の事情などを話しました。勤務希望日は週2~3日、あるいは3~4日など、それぞれのホームの最低条件程度の日数。時間帯は、午前中のみ、あるいは、日勤帯など、やはり、ホームごとの最低条件程度の時間数。

なぜ相談員ではなく介護職か、という質問には、まずは介護の現場を経験したい、相談員をするにも介護の現場を知らなくてはできないと考えているからだ、と話しました。

面接自体は、どこもとても和やかで、この分なら採用かしら~と、勘違いするようないいムード。言いたいことはきちんと伝えられたし、まずますだな、などと、どこも満足して帰ったものです(アホですね)。

さあ、みなさん、私がなぜ全敗だったか、もうおわかりになりましたか?
答えは、次回の記事をお楽しみに。

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