高齢化率が高い都道府県は?
さて、では、高齢化率の高い都道府県とはどこでしょうか?平成17年度版「高齢社会白書」によると、3大都市圏では高齢化率が低く、それ以外の地域で高いとされています。想像するに、過疎化している地域かなと思いますよね。過疎と言えば、農村部。東北地方のどこかかな、と思ったのですが(東北地方のかた、ごめんなさい)、最も高齢化率が高いのは26.7%の島根県。島根県は1975(昭和50)年の調査でも日本一高齢化率の高い県でした。ちなみに、2004(平成16)年時点で次に高いのは26.1%の秋田県。これが、2025(平成37)年には、秋田県が島根県を抜いて高齢化率トップの35.4%になると予想されています。
では反対に高齢化率の低い都道府県はどこでしょう?
若い人が多い都市部と言えば、神奈川県かと思ったら、埼玉県でした。高齢化率は15.5%。島根県と10ポイント以上違うのですね。次に低いのは16.1%の沖縄県。続いて16.2%の神奈川県でした。
若い人があちこちから移り住んでくる、都市部の埼玉県や神奈川県の高齢化率が低いのは何となくわかります。しかし、長寿のかたも多く、若年人口の流入が多いと思えない沖縄県が2番目に高齢化率が低いのはなぜでしょう? 沖縄県では、他県へ出て行く若い人が少なく、子どももたくさん生まれているのでしょうか。
たしかに、出生率だけで見ると、沖縄県は人口1000人あたりの出生率は12.1と、2番目に高い滋賀県の10.2を引き離してダントツ1位です(平成16年)。こうして生まれた子どもたちも、県内に定住するとされているのか、沖縄県は2025(平成37)年には、埼玉県より高齢化率が下がり、24.0%と最も低くなると予想されています。
しかし、最も高齢化率が低くても24.0%……。
日本は、これからいったいどんな社会になっていくのでしょうね。
以上、高齢社会、高齢化率について簡単に解説しました。
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