高齢化率って?
では、高齢化率とは何かというと、前ページで「高齢社会」か「高齢化社会」かの定義に使っていた、「総人口に占める65歳以上の老年人口の占める割合」のことなのです。「老年人口比率」とも言います。日本は高齢化のスピードが、世界各国の中でも並外れて速いのが特徴。高齢化率が7%から14%になるのにかかった年数は、最も遅いフランスが114年。アメリカが69年。ところが、日本はなんとわずか24年で7%→14%と倍増してしまっているのです。
3人に1人が高齢者の社会がやってくるのはもうすぐ |
さらに、14%を超えて「高齢社会」になったのは1994(平成6)年。
2004(平成16)年には高齢化率が19.5%に達しており、まだ統計は出ていないだけで、すでに20%突破の「超高齢社会」になっているのかも。しかも、これから高齢化はどんどん進んでいって、2015(平成27)年には26.0%、2050(平成62)年には35.7%にも達すると予想されています。
35.7%と言えば、3人に1人以上が65歳以上。
考えたくないです。
私もそのうちの1人になるわけですが……(生きていれば)。
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