理想の介護をイメージできますか?
私にとっては非常に居心地のいいデイでしたが、ここがデイサービスの理想型ということではありません。施設長の江口さんも、前出の首藤さんも「特徴のあるデイをつくりたい」と話していましたが、デイのあり方としてはその通りだと思います。つまり、10のデイがあれば、10通りの個性、理想のイメージがあっていいということです。「デイサービスかもめ」では今後、機能訓練にも力を入れていきたいという |
しかし、どういうデイにしたいのか、自分なりの理想をイメージできていないと、特徴を打ち出すことはできません。その点、このデイは理想像をしっかりイメージし、スタッフみんなでそれを実現しようとしていて、好感が持てました。
みなさんの職場はいかがですか。
具体的な理想をイメージして、みんなで実現しようとしていますか。
日々の仕事に追われていると、つい理想を忘れてしまいがちです。しかしだからといって、理想に振り回されてもいけません。経験に裏打ちされていない理想は、現実と相容れない机上の空論になることがあります。
このデイが一つの理想をみんなで追い求めることができるのは、さまざまな経験を経てきた施設長の江口さんが説く理想の介護に、説得力、納得性があるからに他なりません。
理想を忘れてもいけません。
現実とかけ離れた理想に振り回されてもいけません。
みなさんもぜひ時には立ち止まり、自分なりの理想を点検してみていただきたいと思います。
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