栄養と運動から元気で楽しい生活を提案
運動指導と食事の話をあわせた仕事の依頼もある。 |
積極的ですね。どんなときにやりがいを感じますか?またこの仕事の魅力は何ですか?
菊池さん:
自分が提案した食事や運動のアドバイスがクライアントの状況にあって、体調の改善があったり、体が動かしやすくなったときはやりがいを感じますね。チームやスタッフの一員としてみんなで協力しながら1つの目標に向かっていくことは魅力的です。前向きな人が多いので自分も元気でいられるんですよ。
ガイド:
これからどんな活動をしていきたいですか?
菊池さん:
選手やご家族、指導者の方々へ運動をきっかけに食べることの大切さを伝えたり、一般の方々と体に優しい食事を一緒に考えながら、元気で楽しい生活を送れる提案をしたいです。
また「運動は自分には無理」と考えている人にこそ、その人に合った体の動かし方を提案したいです。今まで運動をしたことがない人や細くて筋力が乏しい方、体が不自由な方やいろいろな障害を持っている方にも、体を動かす楽しさや人と関わる楽しさを伝える活動がしたいです。そのためのどんな人でも集まって活動できる場所がほしいですね。その人たちが集まれる集会所、施設、合宿所、ペンションでもいいです。さらにそこで手作り野菜や食事を提供できたらいいなと、実現したい夢はたくさんありますよ。
ガイド:
最後に読者にメッセージをお願いします!
菊池さん:
食に関わる栄養士は、どんなところでも出来ることがあると思います。直接関係がないように思えることでも、自分にできることから続けてみたり、興味があることには積極的に足を運ぶことをおすすめします。ご自分の力を遠慮なさらずに大活用して活躍してください!
■編集後記
クラブハウスでの仕事中、始終笑顔の菊池さん。栄養士が伝えたいことと選手が求めていることは違うから、知識を押し付けるのではなく選手を尊重しあたたかく接したいという姿勢がよく伝わってきました。栄養サポートの第一歩は現場になじんで信頼関係を作ることだと思います。
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