せっかくいいポジションにいるのに・・
コンサルタント会社は、会社に対して「上流」から入り込むことができます。つまり社長や経営者にたいして直接ものをいい、直接提案し、対等に話をするということができる立場を貫いてきたわけです。経営者から直接信頼されるポジションにいながら、コンサルティングだけして、後のシステム構築や保守というところは他の業者に渡してしまう・・・これは勿体ない。そう考えるのは当然だといえます。
もちろん、下流に行けばいくほど、利益率自体は落ちてきます。SIや保守自体がべらぼうに儲かるというものではありません。ただ、受注金額自体が大きいので、利益率がコンサルよりすくなくても、利益の絶対額では大きくなるわけです。
1億円のプロジェクトで5000万円儲けるのもいいが、10億円のプロジェクトで2億円儲けるほうが、利益額は大きい。そんなところでしょうか。