女性の転職/女性の再就職・職場復帰

ハートフルビューティ 向井亜紀さん 前編(3ページ目)

元プロレスラーの高田延彦氏の妻として、双子の男の子のママとして、お仕事を続けながら、子育てを楽しまれている向井亜紀さんにお話をうかがってきました。

執筆者:川崎 あゆみ

色んなお友達がいることを自然に受け止める

―(ガイド)お子さんの幼稚園での様子はいかがですか?

「ママは、おばちゃんじゃないよ。お姉さんの顔してる」って言ってくれました。エステに行かなきゃ(笑)。
向井さん:今年2月から始まった戦隊シリーズものの「シンケンジャー」の技を試す練習台にされるんですって。この間は、目のところに大きなあざを作って帰ってきました。主人が、「今度見つけたら、本人に言う!」って言ってましたけど。でも、お友達とぶつかるのも、色んなお友達がいるよねっていう風に、自然にさせていたほうがいいかなと思っているんです。力が余っている子もいるし、なかなか集団生活に溶け込めなくて、練習台にもされない子もいるかもしれないし。

兄弟どうしでもシンケンジャーごっこはするんですが、2人でやるときは手加減みたいなのがわかってて、寸止めしてますね。エスカレートして喧嘩みたいになっても、最初から「やめなさいって!」と止めることはせず、一応やらせて、もういいかなというところで、「はい~ここらへんで終了!」ってと分け入るようにしています。でももう少ししたら絶対取っ組み合いになるじゃないですか、私には止められない日が来ますよね。その時は、主人に止めてもらわなくちゃ(笑)。

「心の色は、何色?」とクレヨンで描いてみる

―(ガイド)双子のお子さんの子育て、大変かと思いますが。個性の異なる2人の男の子をどんな風に育てていらっしゃいますか?

子どもたちは、今、「どうして?なぜ?」の時期。「サンタさんは、ウルトラマンにもプレゼントあげるの?」って主人に聞くと、「サンタさんに詳しいのは、ママだから、ママに聞いておいで」って(笑)。
向井さん:1人は誉められてその気になって喜ぶタイプ。ロマンチックが大好きで、誉められると嬉しくなって張りきるんです。もう1人はきちんと叱った方が「何くそっ」と思って頑張るタイプで、何か注意すると表情がキッ!っとなる。双子と言っても、やはり全然違いますね。

キッとした顔になった子を呼んで、「今の顔、なんだったんだろう?」って、「今、どんな心だった?心は何色だった?」って聞くんです。すると、「黒…」って。「でしょ。黒い心だったら、よくないよね」って。

最近、「心」がよく話題にのぼります。禅問答のように、「言葉はどこからくるの?」と聞かれたときは、「言葉は、口から出ると思うでしょう? 違うんだな~。口から出るのは音だけで、本当は心から出てるんだよ」と言うと、子どもたちは、「心はどこにある?」「心は何色なの?」って。「心は、人によってちょっとずつ違うけど、ピンクか赤なんだよ」と答えて。「君たちも、心が汚くなることあるでしょ。その時は、ピンクとか赤とかじゃないと思うよ。どういう色かわかる? クレヨンで描いてみる?」って言って、絵を描いたり。

いつまで信じるかわからないんですけど、せっかくだから主人とも、まっすぐな説明だけじゃなくて、少しロマンチックに少し夢があるように、ユーモアがあってカラフルな映像として思い浮かぶような説明をしようねって話しています。

残念ながら前編はここまで。後編は、3月24日(火)にアップの予定です。お楽しみに♪
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