女性の転職/女性の再就職・職場復帰

憧れのフリーランスで働く!(3ページ目)

前編では、自宅で仕事が可能な在宅ワークについてお送りしましたが、後編は、より専門的なスキルを持って仕事をするフリーランスについてです。

執筆者:川崎 あゆみ

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自分の価値を高めるのは自分自身。常にアンテナを高くはり、好奇心旺盛なフリーランスのところに、仕事が来るような気がします。

仕事を通して、信用を積み重ねていく

さきほども書きましたが、まず最初の仕事は、独立前に勤めていた会社から仕事を発注していただくとか、知り合いから独立のご祝儀代わりにと仕事をもらうことなど、人によってさまざまですが、皆さんなら、お知り合いの方からとか、スキルを身につけるために通っていた学校の先生や学校からの紹介などが考えられるでしょう。

「私は、フリーランス。好きなことを仕事にしたのだから、嫌な仕事は絶対にしない」。というポリシーの人もいるでしょう。気持ちはわかります。でも、まだ駆け出しの頃は、できる範囲でいろいろな経験を積み、人脈を広げるという点において、なるべく依頼された仕事は断らない方向で、考えられたほうがいいと思います。

フリーの場合、一度信用を失うようなことがあると、「二度目はない」と思っておいてください。信用を損なうということは、「求められていたレベルの仕事ができなかった」、「締め切りに遅れてしまった」(この場合、対処の仕方にもよりますが)、「人として大変失礼な態度」など、いろいろ理由はありますが、何はともあれ大事なのは、「仕事でいかに結果を出すか」です。

ミセスの場合、主たる家計を夫が担っている場合が多く、どうしても仕事に対する意識が低くなることがあります。締め切りが近づいてくると睡眠時間や食事の時間も十分に取れないなど、大変なことはありますが、「やっぱりできません」など途中で投げ出したり、納品後の仕事の質を問われて「じゃあ、お金は要りません」などという無責任な対応をすることのないようにしてください。

自分の価値を上げる

先ほどから書いていますが、こうして信用を1つ1つ重ねていくのがフリーランスとして働いていくということになります。同時に、自分の価値を上げていく努力を怠らないことも必要です。ライターでありながらイラストも描ける人、あるいはカメラマンで文章も書けるという器用な人が増えてきています。編集者、ライターに限らず、企画力のある人が良い仕事をされているように思います。

今、どんな人(こと)が求められているのか常にアンテナを高くはって、情報収集を怠らず、新しいことを吸収し、勉強しようという姿勢が必要です。自分の価値は自分であげるしかありませんものね。

最後に、フリーランスで働くメリット、デメリットについて見てみましょう。 次ページへ>>
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