フリーランスで仕事をする場合、人脈がとても大切です。どんな出会いも大切に。 |
フリーで働くきっかけは?
フリーランスとして仕事をするには、すぐにプロとして仕事ができる、つまり即戦力となるスキルが必要です。では、そのスキルはどこで身につけるのかと言うと、それまで関連する企業などに勤め、仕事をしながら実力をつけた後、フリーで独立するパターンが多いようです。編集者など、それ専門の養成学校などで学び、編集プロダクションに就職、その後、独立という方が多く、学校を卒業してすぐにフリーで働くのは、相当の実力と人脈がないと難しいでしょう。もちろん、学校で知識を身につけただけでは、すぐにフリーとして仕事をするのは難しいので、やはり多くの方は、カメラマンならアシスタントとしての経験を積んでからとか、編集者なら出版社や編集プロダクションで仕事を覚え、業界に人脈を作ってから独立というケースが多いと思われます。
高いスキルを持っていることに加えて「人脈がある」というのは、実は大変重要なポイント。最初は、誰かからの紹介で仕事を始めることが多く、その後も、知り合いの知り合いからの依頼と言う風に仕事は広がっていきます。「フリーは孤独」というイメージがあるかもしれませんが、異業種交流会や勉強会などに参加するなど、積極的に人に会って人脈を広げることが大切です。
待っていても仕事は、やって来ない
名刺にフリーランスと肩書きを書けば、それでフリーとして仕事は始められますが、仕事を得る必要があります。家でじっと待っていても仕事は来ません。フリーランスの場合、自分で自分を売り込む必要があります。人のことは良く言えても、なかなか自分のことをアピールすることになれていない人が多いと思いますが、「私は、こんな仕事をしています」「こんなことができます」など、アピールしないことには仕事は永遠にやって来ないのです。だんだん仕事の経験が増えるにつれ、作品集(ポートフォリオ)を作ります。過去の仕事の実績をファイルに残すようにし、「会いましょう」と連絡をもらって事務所に挨拶に行くときに持参します。最近は、自分のHPを持っている人も多く、詳しいプロフィールや過去の実績を参照してもらえるようにしておくというのも1つの方法でしょう。
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