対して、パート・アルバイトで働く人々が「これは無責任」と思っていることを挙げてみましょう。

社長"
どんな働き方でも「無責任」で良いという仕事は、ありませんよね。

パート・アルバイトの方が考える、これは無責任!

約束の時間や期限を守らない 78.0%
与えられた仕事を最後までやり遂げない 67.0%
他者や同僚に迷惑をかけないようにしようという意識がない 59.4%
急に休むときに仕事への影響を考えない 55.3%
突然辞めることを何とも思わない 54.9%

以上が、半数を超えた意見です。

これだけ「無責任な行動・意識」に自覚があれば、前ページのようなことは起こらないと思うのですが、フリー回答の中で私が気になったものをご紹介します。

「別に生活にそんなに困っているわけではない。少し収入があればそれでいい」と思っている人や「自分が休むくらい、どうということはない」という意識の人がいる。こういう意識の低い人がいるから、パートの価値が下がり、待遇が悪くなるのだ。

申し訳ありませんが、これには私も大きくうなづいてしまいました。主たる家計を担わなくて良い立場にある主婦は、こういう考えに陥りがち。「私、お金に困っているわけではないし、どうしても働かなくちゃいけないっていうわけでもないの」ということ、私も何度も聞きました。こういうことを口にするのは、一生懸命働いている人に大変失礼だと思います。

職場の同僚の中の一部の迷惑な人のために、パート=無責任のイメージが持たれては、たまったものではありませんよね。

雇う側と雇われる側に、感じ方の違い。こんなにも!

雇っている側から見て、パート・アルバイトの仕事に対する責任感に満足しているかどうかを聞いたところ、「十分満足できる」と応えた事業所は、なんとたったの8.2%!これも驚きです。次いで「まあ満足できる」が53.0%です。

でも、ここに矛盾が!なんとパート・アルバイトで働く人々の約90%が、「自分は責任感が強い」と自己評価しているのです。

ミセスのセカンドキャリア世代の方々を見てみると、「責任感は、ある程度強い」と自己評価しているのは、

35~39歳 61.9%
40~44歳 74.0%。

う~ん、このギャップはどこから生まれるのでしょうか。

無責任と思われていることについて、パートの人は?

7割のパート・アルバイトは、“仕事に対する責任感”は、「雇用形態」によって違いがあると考えているようです。

フリー回答を見てみましょう。

・パートの人間も無責任に働きたいと思っているわけではなく、雇用する側にもパートをどのように働かせるのかという配慮をお願いしたい。
・会社のせいばかりではなく、「パートだから」という考えの人間が多いことが問題。
・休みたいときに休ませてもらえる気楽さはあるが、与えられた仕事をきちんとすれば認めてもらえるので、「パートだから」という逃げ道は作りたくない。
・仕事をしている以上、責任感に変わりはない。
・いい加減にやっていたらクビになる。意識は、正社員よりも高いかも。

「雇用形態」によって感じる責任度合いの違い、なんとなく理解できます。でも、「仕方ないのよ、だってパートなんですもの」では、すまない仕事もあるのです。

職場における“責任感”について考えてみましょう。次ページへ>>