女性の転職/女性の仕事カタログ

花嫁の夢を叶えるドレスコーディネーター(3ページ目)

ウエディングドレス・カクテルドレスなど、結婚式・披露宴・二次会などで身にまとうドレスをセレクトしてくれるプロをご紹介。一生に一度のことだからこそ生まれるやりがいなどを教えていただきました。

執筆者:三輪 貴子

ドレスコーディネーターに向いている人とは?

熱意と情熱があれば、入社してから勉強しても遅くないと思います。(写真はイメージです)
目の前の仕事だけこなし向上心がない人、マイナス思考の人、短気な人、雑な人には向いていない仕事だと思います。

逆に、接客がすき、お話をするのがすき、オシャレをするのがすき、管理をするのが得意、盛り上げるのが得意、細かい仕事が得意、穏やかな口調で場を和ませるのが得意など、いろいろな個性があふれる人がこの仕事に向いていて良いと思います。基本的に、1組(新郎・新婦)に対し、1人のスタッフが担当させていただきますが、ドレスショップへお越しになった際は、多くのスタッフと顔をあわせて、お話をしていただく機会があります。「THE TREAT DRESSING」のドレスだけでなく、スタッフもお店の空間も、すべて好きになっていただき、安心して任せていただけるように、スタッフ同士の連携や雰囲気つくりが大切。チーム力が問われる仕事ですから、周りへの気配りやフォローができる人も向いているのではないでしょうか。

どのようなスキルがあればよいと思いますか?

新婦様へご提案をさせていただく際には、ドレスの布地について、サイズについて、染め方についてなど、幅広い内容の質問をさ受けます。そういった質問にしっかりとお答えできるように、ブライダルの知識・着付け・ヘアメイク・縫製など、あればよいと思う知識は挙げるときりがありません。ですが、熱意と情熱があれば、入社してから勉強しても遅くないと思います。

ドレスコーディネーターを目指す方へメッセージがあればお聞かせください

ドレスコーディネーターは、とってもステキな仕事ですよ。私が現在勤めているドレスショップ「THE TREAT DRESSING」へ入社してから感じたことは、仕事内容も大切ですが、働く場所が自分にあっているかどうか、という点も、やりがいや、仕事が好きになるかどうかを決める大切なポイントだということです。

私は、ドレスコーディネーターになりたいと思う気持ち以上に、「この会社で働きたい」と感じたため、今の仕事に就きました。ドレス1点1点、アクセサリーやベールをはじめ、和装にあうかわいいアイテムなどの小物にいたるまで、妥協を許さず選び抜いたものをご用意しています。

「日本で一番ステキなドレスショップだ」と、スタッフ全員が自信をもっているからこそ、新婦様に喜んでいただいているのだと思います。これからも、たくさんの新婦様に、私たちがこだわりぬいて取り揃えたドレスをお召しいただきステキな1日をお過ごしいただけるように、がんばっていきます。
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