女性の転職/女性の仕事カタログ

自宅でパン教室を開く(6ページ目)

自宅で教室を開くことを目標に、習い事やスクールへ通う女性が増えています。今回は、これまでのキャリアを生かしながら自宅でパン教室を開いている小泉さんにお話を伺いました。

執筆者:三輪 貴子

資格よりも大切なこととは

パン教室の講師は、自分らしく働き、自分らしく生きていける仕事だと思います(小泉さん)
テーブルコーディネートやカラーコーディネート、ティーインストラクターなど、食に関する資格はたくさんありますので、どれも仕事で役に立つと思います。

実際にパン教室を開き、レッスンをしてみると、私は資格よりもなによりもまずは自分の感性を磨くことが一番だと思っています。楽しいことを体験し、綺麗なものに触れ、手に取って吸収したい!という前向きな気持ちが、レッスンにも反映されると感じています。

可能性は自分次第で大きく膨らませる

自宅でレッスンができるので、結婚して子どもができ、ライフスタイルが変わっても、自分らしく働き、自分らしく生きていける仕事だと思います。ですから、自分自身が思い描いている教室へ自分の力で創り上げていくことができ、可能性も自分次第で大きく膨らませることもできます。

私はスタートしたばかりなので、今はまだまだ下積みだと思っています。これからパンに関しては幅広く色々とチャレンジしたいことがたくさんあります。「パン教室の充実」「レシピ開発」「媒体へのレシピ提案」「食育を考えた子供教室」「福祉活動」「女性を応援する企業とのコラボ」食べることに関してはどんどんやりたことがあります。
10年、20、30年かけて1つずつ焦らずに学び、生徒さんに伝え、たくさんの人々に幸せの輪を広げていきたいですね。

今の私があるのも、家族や友人、今までお世話になった方々、そして何よりもたくさんの生徒さんのおかげです。だからこそ、今後は、みなさんに少しでも恩返しが出来るように、地に足をつけて一歩ずつ前進していきたいと思っています。



【編集後記】
小泉さんのパン教室は人気が高く、現在はなかなか予約がとれないとのこと。物腰柔らかく、笑顔がステキな小泉さんを拝見していると、レッスンは、スキルや教え方だけでなく、お人柄がいかに大切かということを感じずにはいられません。レッスンは随時受け付けてくれるので、みなさん、機会があったら、ぜひ一度レッスン!
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