女性の転職/女性の仕事カタログ

自宅でパン教室を開く(2ページ目)

自宅で教室を開くことを目標に、習い事やスクールへ通う女性が増えています。今回は、これまでのキャリアを生かしながら自宅でパン教室を開いている小泉さんにお話を伺いました。

執筆者:三輪 貴子

「営業」のスキルは独立してから役立っています

ホテルやレストランのレセプションパーティで味の感性に磨きをかけました(小泉さん)
1999年、商社へ入社し経理事務の仕事に就きました。当時の仕事は私の性格に向いていなかったのか、仕事に面白さを感じることができず、仕事の傍ら、ほぼ毎日美味しいお店をリサーチしては食べ歩いていました。その後、2001年に転職。テレビのレポーターとして、神戸エリアの新店舗や神戸のイベントに参加してレポートをしていました。もともと食べることは好きだったのですが、このころから、一層、食への探究心が広がったのだと思います。

2002年に、インターネット&紙媒体の広告営業の仕事に就き、はじめて自分でお客様を獲得する「営業」の仕事に携わりました。仕事内容は、電話でお客様のアポイントをとり、広告の提案に出向くこと。会社に戻れば、企画、立案、プレゼンテーションの準備に加え、取材やライティングなどを行っていました。関西エリアにあるホテルへ足を運んで営業し、ときには長期出張で福岡や名古屋へ行き、単身生活をしたこともあります。このときに身につけた「営業」のスキルは、独立をした今とても役立っています。

また、広告営業の仕事をしているときは、広告主であるホテルへ出向くことが多かったため、おもてなしの心にふれることができ、また、ホテルやレストランのレセプションパーティなどにも参加する機会に恵まれたことから、最新の食べものがもつ魅力にふれ、味の感性に磨きをかけることができました。

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