1.「失敗学」とは?
2.「失敗学」が予測したJR西の脱線事故
3.「失敗学」を学びたい

失敗は成功のもと


何か失敗をして落ち込んだり、うまく出来なかったとき、両親や周りの人からこう言われたことはないですか?「失敗は成功のもと」って。
昔は良く言われましたが、最近ではあまり聞かれなくなりました。この言葉を知らない子供も多いのではないでしょうか。

人が関わっている限り失敗(ミス)は起きるものですが、ビジネスの世界では、結果重視です。いかにミスをせず、速く、低コストで目的までたどり着くかが重要視され、その過程が問われたり、評価されることはあまりありません。
日本では、ミスをしないことが良しとされる風潮が根強く、その結果、ミスを隠したり、そのミスにうまく対処しなかったために起こる事故や企業の不祥事が多発しています。
JR西日本の脱線事故を、「失敗(ミス)」というキーワードから考えてみたいと思います。

「失敗学」とは?


「失敗学のすすめ」という本を読んでいた最中にJR西日本の脱線事故が起こりました。本を読み進めていくうちに、報道発表で次々に明らかになる事故の詳細と、この本に述べられている法則が、ピタリ合っている事に驚き、共感を覚えました。



失敗学のすすめ

著者: 畑村洋太郎
価格: \1,600(税込)
出版社:講談社
ISBN: 406210346X



失敗との付き合い方を総合的に考える「失敗学」は、元東京大学大学院工学系研究科教授で、現在は工学院大学教授の畑村洋太郎氏が提唱。失敗を肯定的にとらえ、有効利用し、新たな創造につなげようという考え方です。失敗をマイナスとする風潮がある日本社会において、失敗を生かすと得になるしくみづくり、失敗を文化として根付かせることを提案しています。

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