学ぶことをやめたとき…
夢を失ったとき…
歩みをとめたとき…
学ぶことをやめたとき、人はどうなるのでしょうか。
このあとには「人は老いる」という言葉が続きます。
この根底にあるものは、老いとは年齢や肉体の成熟ではなく、精神の衰退であるという考えです。
歳を重ねただけで人は老いない 夢を失ったときはじめて老いる
これは、サムエル・ウルマン氏の有名な詩"Youth"を、作詞作曲家、写真家、作家(1988年芥川賞受賞)など、多方面で活躍する新井満氏が「青春とは」という本の中で「自由訳」という形式で表現したもの。
先月、発売されたばかりのこの「青春とは」ですが、真っ赤な表紙に力強く大きな文字、青春のイメージを彷彿させる装丁で目を引き、さらにページをめくると、数々の美しい写真と、新井氏が選んだことば一つ一つが心にじ~んときます。
とても読みやすくてオススメです。
この本についてもっと知りたい方はこちらからどうぞ
→サムエル・ウルマン"Youth"(英語)はこちら
人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたとき、年老いていく
「道」
この道を行けばどうなるものか
あやぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば その一足が道となり、その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
アントニオ猪木氏は、引退試合後の挨拶で「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたとき、年老いていくのだと思います。」と語り、その後一休和尚の詩「道」を朗読しました。
私自身、会社を辞めて留学するときに、同僚から「はなむけの言葉」としてこの詩を贈られました。悩んだとき、不安になったとき、いつもこの詩が支えてくれました。(ちなみにこの同僚もその後弁護士を目指して会社を辞めました)
学びたい気持ちに年齢制限はない
最近では、10代~90代の方が大学で学んでいます。もしかしたら100歳代の方もいるかもしれません。(ご存知だったら教えてください)
学びたい気持ちに年齢制限はありません。
私自身、社会人3年目に進学を決めた時「今さら大学に行って、どうするんだ?」と聞かれ、なにも答えられませんでした。
でも、今なら自信を持って言えます。
学び続けること、夢を持ち続けること、挑戦し歩みつづけることは、自分の人生の一部だ、と。
今さら大学に行ってどうするかって?「行けばわかるよ」
【関連記事】
・人生に寄り道はない
・夢の実現を可能にする方法 ・迷ったときどうする?悩みを解決する方法 ・成功の秘訣
・成功者に共通すること
・人生はいつでもやり直せる(そのまんま東氏)