社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

【インタビュー】修士(アート)への道 25歳秘書の場合(4ページ目)

社会人生活を経て大学院へ。アメリカの学生は、社会人の再進学をどう考えるか?学費や生活費をローンでまかない、悩みながらも1歩ずつ前に進んでいこうとするアメリカ人女性にインタビュー。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

卒業後のプランは?

とにかく仕事を見つけたいです。出版社か雑誌社か、もしくは大学教授になりたいです。それと同時にフリーランスとしてイラストレーションの仕事もしていきたいと考えています。

将来は自分のアトリエを持ち、イラストレーションの仕事だけでなく、画家として作品をギャラリーで売っていきたいです。いつか生計がたつようになったら、自分のアートが誰かの助けになるようなことをしたいです。例えばボランティアでアートを教えるとか、私の作品を観てもらって、喜んでもらえたら、とか。うーん、後は...すぐにでも家族が欲しいですね。特に子供!たくさん欲しいです。あと旅行をたくさんしたい。日本にもぜひ行ってみたいです。


最後に、これから大学(院)生になろうとしている社会人へのアドバイスを

もし本当にやりたいと思うなら、やるべきです。多分それだけの情熱を持った時期を逃すと、もう同じチャンスは巡ってこないと思う。

確かに家族や仕事のある方が大学に行くというのは大変だと思いますが、本当に自分がやりたいと感じたら出来ると思います。実際私の周りの人も、どんどんチャレンジしているし、やればどうにかなってしまうものではないでしょうか。


インタビューを終えて

ある分野で成功しているクラスメート達を見ると、「本当に自分はこれでいいのだろうか」と心がゆらぐけれど、人によって目標も考え方もやり方も違う、私は、自分のやりたいことを信じられる強さを身につけたい、不安を感じない様になりたい、そして自分を信じていきたい、と言葉をひとつひとつ選びながら、丁寧に答えてくれたジョアナ。

独特の技法と色使い、ジオメトリックシェイプを駆使し、何より斬新な構図がきわめて評価の高い彼女の作品。すでに絵も売れ始めており、彼女なりのやり方で、ゆっくり、力強く前を見つめて歩いています。不安な気持ちと闘いながら、好きなことを貫こうとする姿勢に強く感銘を受けました。

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