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株取引の極意を教える、この格言【売買編】(2ページ目)

株式投資の格言、第2弾!売買をする前に先人の教えを請い、冷静になってみることにしましょう。

執筆者:石原 敬子

株式は売りが難しい、「売りの極意」

失敗
ああ~ッ!つい欲張ったら損失発生!
一度は含み益の出ていた銘柄も、ついつい欲を張っているうちに買値を下回ってしまった、とはよくある話。上手に売る極意を格言から学ぶことにしましょう。

●3割高下に向かえ
連騰し続けていた株価も、いつかは下がり始めます。ひとつのメドとして、3割上がったらいったん利食っておきましょう、という意味です。

●利食い千人力
これも同様に、含み益の出ている銘柄を持っていて、どんどん上がるだろうと欲張っていても、いつか下げることもあるから程ほどのところでいったん利益を確定しておきましょうというものです。

しかし、売るタイミングも利食い売りと損切りでは違うのです。損切りの教えはいくつもあります。

●利食い急ぐな、損急げ
含み益が出ている時にはあわてて売る必要はなく、含み損の出ている時には早いうちに売りましょうというもの。この逆を行く人が多いようですが、上手な株式投資は「上手に損をすること」です。損をしない株式取引はあり得ないのですから、どうせ出す損なら上手に損をしましょう。

次の3つの格言は、同様に損切り、見切りは早いほど効果的だというものです。

●損切りはすばやく

●引かれ玉は投げよ

●見切り千両

悪材料の出た銘柄に対し、迷って、迷って、迷った挙句に見切ると、だいたいそれが底値となることが多いものです。それまで迷っている間に、損失をどんどん広げて行ってしまいます。自分の見切りラインを持ちましょう。

また、値下がりしても持っているべき銘柄や投資環境と、見切るべき銘柄や投資環境があるのではないかと思います。一見、悪材料に見えて全く尾を引かない悪材料もあります。その見極めがとても大事でしょうね。

●閑散に売りなし
株価が上がりもせず下がりもしない閑散相場の最中は、じれったくて売りたくなるものですが、あせりは禁物です。特に悪材料があって株価が横ばいまたは低迷しているわけではないことが多く、きっかけがあれば上昇する可能性も持っています。

売りの場合こそ、自分の気持ちとの戦いですね。ジョージ・ソロスはこう言っています。「隣の人と私とは、株式の当たり外れは同じですが、ただ1つ違うことは、私は、損失を出した時に誰よりも早く見切売りができることです」。

株式投資そのものに対する教えもあります。次のページでは、売買ともに言える格言をご紹介します。
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