文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
株式投資の格言には、売買についての教えが多くあります。【心理編】に続き、【売買編】をご紹介しましょう。

<INDEX>
株式を買うときの心得、「買いの極意」(1P目)
株式は売りが難しい、「売りの極意」(2P目)
売買とはこういうもの、「売買の極意」(3P目)
売買しないのも取引、「休みの極意」(4P目)

株式を買うときの心得、「買いの極意」

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ちょっと待て!株式取引の前に、この格言を一読!
株式を買おうとするとき、これさえ抑えておけば失敗は避けられるかもしれません。買い注文を出す前に、これらを唱えてみてはいかがでしょうか。

●遠くのものは避けよ
知っている分野、業種、銘柄に投資をしなさいということです。ウォーレン・バフェットも、自分が理解できない分野の業種や銘柄には投資をしないそうです。

●株を買うより時を買え
投資に成功をもたらすのは、投資対象の選択よりも、投資の時期を選ぶことの方がずっと大切だということです。

●早耳の早耳倒れ
その情報が正しいかどうかを確認もせずに飛びついたり、思いつきでその話に乗ったりしても、必ずしもウマイ投資ができるとも限りません。あわてて未確認情報に飛び乗るよりも、その情報を確認したり、その情報の影響を考えたりして、まずは冷静に判断しましょう。

●待ちて逃がすはよし、いら立ちて損するなかれ
ある好材料に出会った場合、まずはじっくり検討しましょう。その結果、買うタイミングを逃してしまっても、検討をせずに飛びついて失敗をするよりずっといいよ、という意味です。

●麦わら帽子は冬に買え
普通、むぎわら帽子は夏に使うものですが、シーズンオフなら安く買えるということで、株式投資においても、他の投資家が欲しいと思わない時、つまり誰も見向きもしないうちに良い銘柄を仕込んでおきましょうという意味です。

●命金には手をつけるな
株式取引は、余裕資金で楽しみましょう、という意味で、生活に必要な資金まで株式投資に使ってしまうのは厳禁です。

買うときに気をつけるべきことは、知っている分野かしっかり調べるかをして投資するということと、タイミングが重要ということ、そして余裕資金で投資をしようということです。

しかし実は、株式投資は買うよりも売る方が難しいものです。次のページでは、売る時の極意を見ていきましょう。