気に入ったマンションが見つかり、購入を申し込むと、いよいよ売買契約書を交わすことになります。契約が済むと原則として後戻りはできませんから、じっくりチェックして納得してから印鑑を押すことが望まれます。

重要事項説明書と契約書は事前にコピーをもらう

契約イメージ
契約書は事前にコピーを入手して中身を熟読しておきたい
ただ、新築マンションの場合は申し込みから契約まであまり間を置かないケースも多いようです。通常は1~2週間後というケースが多いのですが、なかには3~4日後という場合もあります。とはいえ、申し込みから契約までの間に重要事項説明書と契約書のコピーをもらって熟読し、疑問点があれば事前に質問しておくくらいの余裕がほしいところです。

申し込みから契約までの期間があまりに短い場合は、1週間程度の猶予をもらうよう交渉したほうがいいでしょう。と同時に、重要事項説明書と契約書のコピーももらうよう伝えてください。数千万円もの買い物をするのですから、そのくらい当然すべきだと思うのですが、購入者から働きかけないとコピーを用意してくれないケースが多いのは残念なことです。

手付金の金額と保全措置の有無を確認

さて、重要事項説明書のチェックが終わったら、契約書に目を通します。契約書に書かれていることは重要事項説明書の内容と重なる部分が多いので、食い違いがないことを確認してください。

契約書の内容で特に重要なのは手付金についてです。まず手付金の金額は売り主が宅建業者の場合は価格の20%以内と決められています。ただし10%を超えると売り主が保全措置をとらなければならず、保証機関の発行した保証書を買い主に渡す必要が出てくるので、通常は10%以内とするケースが多いようです。