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新素材の用途開発で具体例をみる アイデアを作る5段階プロセス

アイデアを作り出すには5段階のステップがあるという。各段階には関連性があり、前段階が完了しないと次の段階に進んではいけないとのことだ。新素材の用途開発についてこの説を当てはめてみた。

執筆者:木村 勝己

アイデアを作り出すには5段階のステップがあるという。アメリカ最大の広告代理店であるトムプソン社の常任最高顧問であったジェームス・W・ヤングの説である。(アイデアのつくり方・TBSブリタニカより)

アイデアを作る5段階


画像アイデアのつくり方:ジェームズ・W・ヤング著

(1886-1973)アメリカ最大の広告代理店・トムプソン社の常任最高顧問、アメリカ広告代理協会の会長などを歴任第1段階:資料を収集する。
     (当面の課題の為の資料と一般的知識を得るための資料)

第2段階:集めた資料を咀嚼する。
     (心の中で資料に手を加える。)

第3段階:孵化段階
     (問題を忘れ、問題を無意識の心に移す。)

第4段階:アイデアの出現
     (あるとき不意にアイデアが浮かんでくる。)

第5段階:アイデアを具体化する。
     (生まれたアイデアを現実の世界に持ってくる。)



各段階には関連性があり、前段階が完了しないと次の段階に進んではいけないとのことである。

この内容を見ると課題がハッキリしている案件について、解決策を見出すのに有効な手段といえる。

ただしアイデアの種を見つけるには次ページのように新素材の用途開発について対応できそうである。
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