日韓共同開催のワールドカップサッカーは凄い盛り上がであった。日本・韓国とも予選をクリアー、決勝戦まで進出だ。仕事が手につかなかった人、仕事中に見た人、出先のカフェで見た人など様々だったと思う。
ほぼ同じころの6月19日~23日、ロボットの世界でもワールドカップサッカーの試合があった。「ロボカップ2002福岡・釜山」であり、福岡ドームで開催された。
1997年に名古屋で開催されてから今回で6回目であり、30カ国・約200チームの参加になった。
今までは小型、中型、4足歩行ロボットなどのリーグと、シミュレーションによるリーグの4リーグがあったが、この福岡大会からは新らたに2足歩行ロボットのリーグが追加されている。
≪特別参加のASIMO:写真提供=本田技研工業≫
ロボカップサッカー競技のほかに、災害救助シミュレーションなどによるロボカップレスキュー競技や、子供の為のロボカップジュニア競技がある。
このロボカップでは、2050年にサッカーの世界チャンピオンチームに勝てる、自律型ロボットのチームを作ることを目標に掲げている。日本がリードしている分野であり、これから楽しみだ。
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