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そもそもマイナスイオンって何?(2ページ目)

最近マイナスイオンの応用商品を多く目にするようになってきた。その開発は繊維製品から始まって、電化製品にまで広がっているのだ。このマイナスイオンの効果は如何に!

執筆者:木村 勝己

つまり、原子は通常は電気的に中性である。ところが大きなエネルギーによりこのバランスを崩すと、電気的に帯電した状態となりイオンと呼ばれるのだ。

例えば強い衝突があると、原子核の周囲にある電子が飛び出したりする。これは電子のマイナス電荷が失われた状態であり、陽イオンとなる。逆に電子を受け取った状態を陰イオンと呼ぶのだ。

空気中には窒素、酸素、水素などの原子があり、これらがイオン化し人間に色々な影響を与えることとなる。

そして多くの家電メーカーが考えているマイナスイオンとは、空気中の酸素がマイナスの電子と結合して、負に帯電した酸素分子(陰イオン)になり、これに空気中の微小な水分子が複数結合したものといわれている。

このマイナスイオンであるが、新陳代謝を活発化して気分をリラックスさせる効果があるようだが、依然その因果関係は研究中である。また人体への適正濃度などのデーターもこれからといったところだ。


≪環境におけるイオン数=測定値にはバラツキがあり、イオン数は参考値です≫


自然界では滝や渓流の近く、森林の中や高原などにマイナスイオンが多く存在する。また雨上がりの後に日光が差し込む時もマイナスイオンが多い。つまり気分が爽快になるところは、マイナスイオンが多いといえそうだ。そしてプラスイオンとイオンバランスについて次のように指摘されている。
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