プレゼンテーション/プレゼンテーションの基本

覚えておくと便利なパワーポイント操作術(2ページ目)

パワーポイントのスライドショー機能は、しっかり使うと熟練した話し手のように見られます。PCの前でモタモタしないように、使い方を覚えておきましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

画面を黒塗り・白塗りする方法

例えば、プレゼンが始まる直前まで、プロジェクターを映し出さないようにしたいとき、あなたならばどうしますか? 多くの人は、プロジェクターの電源を切っておくのではないでしょうか?

でも、そうするとプレゼンが始まる直前で、プロジェクターの電源を入れて、それが起動するまで待たなくてはならなくなります。これがまた、間延びしてしまうんですよね。

こんなとき、一旦スライドショーをプロジェクターで映し出しておいて、その後にキーボードの「B」を押します。すると、あら不思議。画面が黒塗りされるではないですか。もしくは「W」を押せば、画面が白塗りになります。

黒塗り・白塗り
白塗り

Blackの頭文字の「B」と、Whiteの頭文字の「W」でしょうね。おそらくは。

私の場合、研修講師として前に立つことが多いので、この機能は演習の際によく使います。講義のときは画面を映し出して、演習の際にはそれを消す。この動きがすごくスムーズになりました。

その他の機能を使いこなす方法

実は、スライドショーにはそれ以外の短縮キー機能もたくさんあります。カーソルをペンに変えて、画面上にメモをとったりとか。

ただ、プレゼンの内容によって、使いたい機能は人それぞれですよね。だから、これらの機能を一覧として見ることができれば、自分に必要なものだけ暗記すればよいわけです。

では、一覧はどのようにして見れるのか? スライドショー画面上で、ファンクションキーの1つ目「F1」を押してみてください。そうすると、ヘルプ画面が表示されます。そこにすべての機能が書かれているんですよ。

ヘルプ

これさえあれば、ほとんどのことができますね。

慣れた話し手に見せるために

実は私自身は、こうした機能がプレゼンの本質だとは考えていません。おまけみたいなものです。

ただ、こういうテクを覚えることで、プレゼンがほんの少しでもスムーズに流れるようになって、聴衆にストレスを与えずにすむのならば、それも覚えておいたほうが良いかなとは思うのですよ。

ぜひ、ご自身のプレゼンに生かしてみてください。

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でプレゼンテーション関連の書籍を見るAmazon でプレゼンテーションの書籍を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます