週末はアイデア要素の宝庫
いよいよ、週末に遊ぶこととの関係が見えてきました。週末に遊ぶのは、アイデアの要素Bを集めているんですね。「遊びのなかから、仕事のアイデアを見つけるってこと?そんなことが、本当に出来るの?」 そんな風に思われるかもしれませんね。少なくとも私はよく使っていますよ。
たとえば、広告の文面を漫画に出てくるキャラクターのセリフから発想を得て書いたりとか。映画のポスターを見て、ウェブサイトのデザインを変えたりとか。
今の時代、エンターテイメント業界からインスピレーションを得ようとするのは、非常に正しいことだと思います。
仕事モードはオンではなく、スタンバイ
「せっかく週末に遊んでいても、そんな風に『アイデアはないか』って考えていたら楽しめないよ」 そんな意見も出てきそうです。いや、確かにそうですね。でも実際は、そんな風にはなっていません。基本的に、遊ぶときは遊ぶことだけ考えていて、仕事のことは頭にはありません。ただし、なんらかのインスピレーションが降って来たときには、瞬間的に仕事モードにはいれるようにしておく。
たとえばディズニーに遊びに行ったときに、「なぜ、人はディズニーに来て楽しいと思うのか、そのヒケツを見出してやろう」なんて感じでいくのは、仕事モードがオン過ぎます。
そうではなくて、モードをスタンバイ状態にしておく。電源オフではないんだけど、オン状態でもない。ちょっと刺激を与えたら、ブィーンと起動する状態。そして、その刺激にあたるものがインスピレーションなわけですね。
ガイド野村の週末
では、私自身は具体的に週末に何をやっているのか? 言葉にすると、いたって普通です。映画を見たり、カフェで本(小説とか)を読んだり。買い物に行ったり、友人とお茶をしたり。どこにでもある休日です。そのかわり、どこにいくときにもメモ用の手帳は手放しません。なにかインスピレーションが降って来たときには、すぐに仕事モードになってメモ。メモが終わったら、またすぐに仕事モードはスタンバイ状態にして、遊びに集中する。
キーワードはスタンバイ状態。そんなことを考えてもらえれば、週末が3倍充実するかもしれませんよ。