企画のノウハウ/企画の立て方・まとめ方

ブレストを成功に導くキーワード

大勢でアイデアを出し合うブレーンストーミング。通称ブレスト。よく聞きく言葉ですが、具体的な方法を理解していますか? 効果的にブレストするには、しっかりとやり方を知りましょう。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

ブレストの基本を知ろう。
そうすればもっと効果的に使える

企画をあげるにあたって、欠かすことができないのが「アイデア」。このアイデアに肉付けをしていくことで、はじめて企画は出来上がるわけですから。

「アイデアと言われても……。なかなか難しい」この思いは、すべての企画マンが持っているのではないでしょうか?

この世界では、多くの人が発明したアイデア発想術というのが存在します。それらは、長い間多くの企画マンの間で使われてきて、現在に残っているわけですから、それなりの効果が期待できるということでしょう知っていて、損はありません。

ブレーンストーミングとは

まず今回ご紹介したいのが「ブレーンストーミング」。米国の広告代理店BBDOの副社長だったアレックス・オズボーンが考案した手法です。よく、「ブレスト」と短縮されて呼ばれていますが、聞いたことがある方や取り組んだこともある方も多いのではないでしょうか?

まず、シンプルにブレストの定義を説明しましょう。ブレストとは、「会議で、お互いのアイデアに触発されあうことで、集団として良いアイデアを出していこうという思考法・発想法」となります。つまりは「みんなでネタを話し合う」という点では、会議の一形態といえます。

ただ、そこにはいくつかのルールがあります。ここがブレストのミソですね。

  • 他者のアイデアを絶対に批判しない
  • 突飛なアイデア、つまらないアイデアも大歓迎
  • 質より量
  • 他者のアイデアへの乗っかかっりOK。
    人のアイデアをひねると、別のアイデアとする

この4つが、ブレストのミソです。

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