実行体制

実行体制とは、企画の受け手の覚悟ともいえるでしょう。最適のマッチングで、その価値が十分に伝わっていたとしても、まだ企画が通るうえでは十分ではありません。そこから、受け手側が試されるのです。

企画の受け手というのは、ただ首を縦にふりさえすればあとは企画が自動で進んでいくというものではありません。受け手は企画を実行に移すうえで、様々なものを支払わなければならないのです。

支払うべき様々なものとはなにでしょうか?色々あるのですが、わかりやすいところでは3つでしょう。

■お金
これは一番わかりやすいですね。たとえば営業のシーン。売り手の企画が通るには、買い手に“お金がある”ことが大前提となります。

■労力
たとえば、おいしい料理を出す店が、結構な遠方にあったとします。受け手であるお客さんは、「がんばって歩いていく」という労力を費やすかどうかを選べるわけですよね。受け手に実行体制があるとは、「それくらいの距離、別に移動するよ」と考えるということです。

■リスク
最後のひとつ、受け手が支払うものは“リスク”です。その企画を受けたところで、ニーズが確実に100%満たされるとは限らないわけです。おいしいかなと思った料理が、食べてみたら実はイマイチ好みにあわなかったとか。

3つの条件は企画の前提

マッチング・価値伝達・実行体制。この3つが満たされれば、企画がすんなり通る可能性は高いでしょう。逆にどれかひとつでも満たされてなければ、かなりゴリゴリと押し通さないと、企画は通りにくくなります。

企画というものを非常に抽象的概念にしたのが、今回の3つの条件。この抽象的な視点で、企画というものを一度見つめなおしてみるというのはいかがでしょうか?



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